この梅林は、1968(昭和43)年に「明治百年事業」として、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮、東京の湯島天満宮、水戸の偕楽園などの協力により、全国の名梅を集めて作られた。白梅が11種類130本、紅梅が13種類70本植えられている。
私は梅の花の名前をよく知らないが、木に名札が付いているので助かる。まず「青軸」を目のあたりにした。白い花で八重の早咲きである。
苗を育てるために竹と縄で作られた「苗圃」(びょうほ)に次世代の樹木が育てられている。
「緋の司」は。緋梅系で枝や幹も紅い。花は鮮やかな紅色できれいに咲いていた。
「摩耶紅梅」は、まだ蕾が多い。石川県内で1,2位を争う古木だという。
「白加賀」は園内で一番多い品種で、あちこちに咲いていた。神奈川県の旧白加賀村で発見されたという。
「鹿児島紅」は緋梅系や八重咲系で、濃い紅色だ。
園内はきれいに咲いる梅をカメラで撮ろうという人でいっぱいだ。
「マンサク」は黄色い花で、他の梅と一風変わった形と色でひときわ目立つ。
「梅林」の中のせせらぎ
「梅林」の中にある休憩場所の「舟の御亭」
遅咲きの梅の花もあり、3月いっぱいまでは楽しめそうだ。