2012年6月29日金曜日

大乗寺丘陵公園

朝、5時に起きて、自転車で公園前まで行った。そこから歩いて丘陵公園へ登った。
ちょうどアジサイが見ごろで、きれいに咲いていた。





















ここは、つつじの丘、アジサイの園、ツバキの園など、季節の移り
変わりが感じることができると言う。





















非常に見晴らしがよく、金沢市街の2/3くらいは見えるのでは。また、野々市市、白山市も
一望できる。
よく晴れていれば日本海も見えるはず。今日は残念ながら見えなかった。

耳寄りな話をすると、8月のはじめに、北国新聞主催の川北花火と北陸中日新聞主催の
犀川大豆田の花火が同日、同時刻にあるが、ここからは両方とも見れると言う。









































ベンチに座って本を読んでいると、老夫婦に「何を読んでいるのですか」
と話しかけられ、そのあと少し会話をした。
読書するのは、屋内だけでなく、こういう見晴らしのよい、外の空気を
吸いながらするのも気分のよいものだ。

 
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2012年6月25日月曜日

長町界隈


北国新聞社で、あるセミナーを聞いた後で長町界隈を歩いた。




(1)旧加賀藩士高田家跡





















高田家は加賀藩士の平士という身分であった。
平士とは、人持組頭(加賀八家)、人持組の次に位の高い武士で、藩主のお目通りが許されていた。
高田家は平士では中級の550石であったが、500坪の敷地を持っていた。
江戸時代の武士は、現在と比較にならないほど大きな敷地に住んでいたのかと驚く。






現在は、母屋がなく、長屋門という建物だけが残っていた。
長屋門というのは、門だけでなく、写真のような長屋をつけることを許されていた。
そこには、仲間(ちゅうげん)、小者と呼ばれる武家奉公人が住み込んでいて、門番やお供などの仕事をしていたと言う。
庭も、前にある大野庄用水から引き込んだ水を利用した池や灯篭、松などの木々がきれいに整備されていた。


(2)足軽屋敷


 



足軽は弓や鉄砲の部隊などの仕事をしていた。
身分の低い地位であるが、現在の普通の家の広さを持っていた。


(3)金沢職人大学 長町研修塾




武家屋敷跡を職人大学(本校は大和町の芸術村内にある)のイベントなどがあるときにここを使用することがあると言う。
こういう場所でイベントがあるのも、趣があってよいと思う。


(4)ギャラリー 夢工房




あぶらとり紙、加賀友禅染のハンカチ、風呂敷、その他布製のバック、財布などが陳列されていた。
あぶらとり紙は金箔の製造工程で使用される和紙と同じ材質と製法で作られたもので、顔のあぶらとりなどに使用される。
柿渋を塗った布で作られたバックや財布は、見た目、皮のようであった。
柿渋は自然材料で、また、抗菌作用もあると言う。
使えば使うほど味わいが出てくると言う。最近、若者が一見ハゲハゲのジーパンをはいているが、ちょっとアンティークな感じが出てくると言う。
店の説明して下さった方も。親切に説明してくれてとても感じがよかった。



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2012年6月19日火曜日

徳田秋声記念館

今回で、ここに入るのは2回目となる。





















ロマン派の鏡花と違って、自然派ということで、ありのままを描く秋声の
文学は面白そうだ。
金沢を舞台にした「町の踊り場」、「光を追うて」などは、ぜひ一度は読んで
みたい作品である。
記念館の今回のテーマは「秋声と横山家」
次兄の順太郎は、加賀八家のひとつの横山家が興した尾小屋鉱山の
所長までやった人だが、秋声と雰囲気がぜんぜん違って、怖そうである。
尾小屋鉱山は、明治、大正のころ非常に繁栄したが、閉山になるのも早かった。
鉱山部の立派な建物が、大手町や高岡町のあったという写真があったが、
今は面影がない。

秋声の当時の書斎が設けられていたが、文筆が進みそうなきれいな部屋であった。
東京の本郷に秋声の旧家が残っているそうで、東大の赤門のすぐ近くにあるようだ。
一度は見に行きたい。





















記念館の前にある、浅野川にかかっている「梅の橋」は洪水で59年前に流失しているが、
なんと私は以前の橋を渡ったことをちゃんと覚えている。(付近に幼稚園の友達がいた)

2012年6月16日土曜日

富樫のバラ園


孫を連れて3人で富樫のバラ園へ行った。
最近、この時期毎年来ているが、多くのバラが咲き誇り、見事だなあと思う。
ここのバラ園はいつから作られたのか?
バラ園といえば、東京にいたころの35年前に、調布の深大寺に行き、
そこで食べたとろろそばがおいしかったことを思い出した。

バラ園のとなりに、プールと飛び込み台がある。
50年前にできた施設だが、中学生のころよく来たので懐かしく思った。
屋外に高飛び込み台があるのは、現在では珍しいと聞いた。
今でもここで練習をやっているらしい。
「飛び込み石川」の名をずっと続けてほしいもだ。


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