2024年1月17日水曜日

年末と地震後の近江町市場

 元旦の「令和6年能登半島地震」の2週間後に、金沢観光の「食」の代表格である近江町市場に行ってきたので、その様子を紹介する。また、年末の近江町市場の様子も写してあったのその違いを紹介する。

ここも「ひがし茶屋街」と同じように、観光客はすっかり減っていた。






































魚市場も、能登から多くの魚が入ってくるのだが、海岸が隆起し出漁できなく、金沢以南の県産か県外産で並んでいる魚はわずかである。


















本来なら今はカニ、甘エビ、ぶりなどが大量に入って賑わっているはずだが、閑散としている。


















能登の穴水が有名な「カキガイ」も、いつもなら人でいっぱいだが、品物もわずかでひっそりしている。今年はただでさえ不漁だと言っていたが、さらに追い打ちをかけた。


















しかし、大きな「タラのぶつ切り」が300円、大きな「ぶりかま」800円はお買い得だと思う。タラは鍋に、ぶりかまは「ぶり大根」などに使うとおいしそうだ。


















たまに外国人観光客の団体さんが入ってきていた。


















近江町はやはり魚介類が主役なので、果物屋の前も人が少ない


















ここで、去年の年末の近江町市場の様子を紹介する。(12月28日)


















魚屋も野菜屋の前にも人で賑わっている。


















魚屋の店先には、いろいろな魚が並べられている。


















冬の味覚の「タラ白子」も酢の物や天ぷらなどで食べると大変おいしい。


















「生牡蠣」の殻から手際よく取り出している女性の前には、長い行列が付いていた。店の中では多くの人が取り出したばかりの牡蠣を食べていた。


















こちらの店では、酒やワイン、その他の飲料水を売っていて、他で買ってきた食材と一緒に店前のテーブルで立ち食いしていた。















2024年1月12日金曜日

金沢観光スポットの地震被害の様子

 元旦の「令和6年能登半島地震」の影響は、120km以上離れた金沢市でも被害が出ている。

「震度5強」は私にとっても未経験のことで、恐怖を感じた。

金沢市内の「21世紀美術館」や「旧四高記念文交流化館」など多くの観光に関連した建物も「内部のリフォーム」ということで休館に余儀なくされているし、また「金沢城公園」も閉鎖されている。

地震から10日後に金沢の観光スポットの一部を歩いてので、その被害と思われる所を紹介する。

門が閉ざされた金沢城黒門口



















「ひがし茶屋街」へ行くとメイン通りは、建物の外観はあまり変わっていないようであるが、観光客はやはりぐっと少ない。


















「東山菅原神社」は鳥居と後ろの松の間にロープが張られ、中には入れないようになっていた。どこが被害を受けたかは分からなかったが、鳥居でも倒れる可能性があるということなのか?


















「宇多須神社」の境内の松の枝が折れ曲がっていた。


















「ひがし茶屋街」のさらに奥に行くと「卯辰寺院群」があり、狭い道と坂がある場所にお寺が集まっている所である。その狭い道を歩いていくと、お寺の土塀と屋根がつぶれている所があった。


















土塀の板塀がはがれ、中の土がむき出しになっている。






































こちらのお寺の前の階段を上がっていくと、灯篭などが倒れている。





































この寺は稲荷大明神を祀っているが、狐の石造や灯篭が倒れている。


















古いお墓も無残な姿になっている。


















こちらの人形供養で有名な泉鏡花ゆかりの「真成寺」は、一見何でもないようであるが。


















金沢城の「いもり堀」後方の石垣も崩れていた。


















この辺りの石垣は、もともと「慶長石垣」の所だが、隙間のない小さな石垣が積まれているので、その後修正された所か?































「しいのき迎賓館」(旧石川県庁)の建物の前にある、この建物の名前の由来となっている樹齢300年というシンボルの木「しいのき」の下方には木が何本も立っているが、以前に比べて一部が折れて抜けているような気がするが。














2024年1月6日土曜日

2024年 尾山神社 初詣から玉泉院丸庭園

恒例になっている今回の初詣は、遅くなると尾山神社が混むだろうということで、家族で「おせち料理」を食べる前の午前10時頃に家を出た。そして駐車場は、少し順番を待ったが最も近い場所に止めることができた。尾山神社神門の前に着くと、既に多くの人が来ていた。












しかし参拝の行列は、まだ少なく最後尾は神門の中だったのは初めてである。

世話人が手際よくロープで参拝人数を分けていたので、行列がスムーズな流れである。



















境内には露天商が並び、既に多くの人で賑わっていた。











丁寧にお参りした後、いつものように「おみくじ」を引き、一年の占いを読み、紐にしっかり巻いてきた。健康については「まずまず」のことが描かれていたので安心した。「お守り」や「破魔矢」を売っているコーナーは長い行列ができていた。












その後、「神苑」の方を見に行ったが相変わらず素晴らしい庭園である。水が青く透き通ていて、周りの木々が映っていた。
















「お化け灯篭」と言われて売る大きな「雪見灯篭」
























続いて、「鼠多門」を通って「玉泉院丸庭園」を見に行った。雪吊された庭園は相変わらずきれいだ。


















三つの島に架かっている木の橋のに「アオサギ」か?


















土橋の下には真っ白な「サギ」が魚を狙っているのだろうか。


















帰りに神門をくぐると、参拝の行列が階段の下あたりまで伸びていたので、短時間で行列が長くなったようだ。早く行ってよかった。



















この初詣を終えて家へ帰った4時間後に「令和6年能登半島地震」が起きた。