2015年4月27日月曜日

北陸新幹線初乗 東京観光(3)浅草、仲見世、浅草寺、花やしき

北陸新幹線初乗 東京観光(2)の続きで、水上バスで「浅草」を降りた後、「雷門」から「仲見世」を通って「浅草寺」まで歩いた。浅草には東京に住んでいるときに、初詣や金沢から知り合いが来た時など、何度か来たことがある。今回は、平日であるが人で一杯である。そして外人客がやけに多い。





















外国人観光客は、円安もあって日本観光は非常に人気らしい。金沢でも多くなっているが、東京が基点であるから当然多いはずだ。特に浅草は東京の中でも、江戸文化と下町情緒があって人気が高い。アジア系、欧米系の人、どちらも多い。




















仲見世でみやげ物をいろいろ物色しているのは、「爆買い」すると言われている中国人であろか?欧米人は、日本の歴史的なところを見る人が多いと聞いているので、この仲見世の風景や浅草寺などの日本的な所をじっくり見て周るのか?




















この浅草寺には、「雷門」の左右に「風神雷神像」、「宝蔵門」の左右に「仁王象」があり、裏には大きな「わらじ」がかかっている。この「わらじ」は仁王さまの力をあらわし、「このようなわらじを履くものが、この寺を守っているのかと、驚いて魔が逃げていく」という。




















続いて、浅草寺の裏手にある日本最古の遊園地である「花やしき」に行った。ここの遊園地は、狭い敷地にいろいろな乗り物がひしめき合って動いている。
狭い園内で目が回るほどの早く回転するので遠心力で揺さぶられるという「ディスク・オ」は身長120cm以下、また65歳以上は乗れないということで私と孫は乗れない。




















ここのジェットコースターは日本の現存最古で「還暦」を迎えたが、まだまだ元気に下町の真ん中を走っているという。




















内の孫と家内は「ちびっ子タクシー」や水の上優雅にを周遊する「スワン」、「メリーゴーランド」などに乗って楽しんでいた。私は、ぶらぶらと眺めるだけ。


































































再び浅草寺の本殿に戻り、夕方なので前の扉は既に閉まっていたが、度々は来れないので賽銭を入れ、丁寧にお参りしてきた。
ここの寺の特徴は屋根の勾配が急で、他の寺院と比べると高いので遠くからでも見えるという。ご秘仏本尊聖観世音菩薩が安置され、他に徳川家康、徳川家光などがの護持仏が奉安されているという。




















本堂の横に立派な五重塔がある。本堂や五重塔、仁王門などは、徳川家康や家光によって幕府の祈願所として江戸時代に建てられたものだが、昭和20年の戦災で消失し、昭和30年代に再建されたものらしい。





















仲見世は江戸時代の元禄、享保のころにできた日本で最も古い商店街だそうだ。そのひとつの「かもひだ玩具店」に入り、孫のがほしいものを買ってやったら、新幹線の玩具の双六だった。





















そして、夕食は仲見世の1本入った小路にある創業昭和15年の「うまいもん あづま」という店に入った。ここは、寿司やてんぷら、カツ丼、オムライスやラーメンなど何でもありの店だった。ここでもお客さんは、ほとんど外国人だった。店員も慣れたもので流暢な英語で対応していた。





















2015年4月23日木曜日

北陸新幹線初乗 東京観光(2) 車窓 隅田川水上バス

前回の続きで、新幹線が金沢を出てから、約20分で富山駅に着いた。乗客がかなり乗ってきて、約1分くらいで動き出した。そしてまもなく雪の被った立山連邦が見えてきた。




















そして、反対の窓からは日本海が見えた。ここは、滑川、魚津あたりであろうか?
所々にトンネルがあり、ブロック塀が高くなっているところがあり、そして前々から新幹線からの風景を見たいと思っていた親知不付近の海を見過ごしてしまったと思ったが、後で聞いたら親知不付近はトンネルであると聞いた。あまり早いので、乗っているとどこを走っているか分からなかったが、ビューポイント近くになったら、車内前方の表示板で知らせてくればよいと思うのだが。




















少し走ると、荒々しく雪山が連なった所が見え、写真を撮った。ここは妙高の山だろう。ここは立山連峰よりも近いのかはっきり見えた。




















金沢から1時間ちょっとで長野駅に着いた。降りる人と乗る人が結構いた。1時間で来れるとは、ちょっと長野まで行ってくるという感じになる。今年は善光寺の御開帳の年でもあり、金沢からも多くの人が訪れるであろう。
長野駅をちょっと過ぎたところで、一面雪景色の所が見え、急いで撮ろうとしたが、すぐにブロック塀で見えなくなった。
そうこうしているうちに、いつの間にか東京に着き、新幹線の速さを実感した。さっそくホテルに荷物を預けて、東京見物を始めた。今回の東京見物は孫中心のスケジュールにした。
まず、私は別用事があったので、孫と家内二人で品川水族館に行った。用事を済ませた後、品川で落ち合い、新橋まで行き、そこから「ゆりかもめ」に乗り、「日の出桟橋」まで行った。
新橋の「ゆりかもめ」の駅前に「鉄道唱歌の碑」と「C-58の車輪」が並んでいた。「汽笛一声新橋を・・・」の歌いだしは今でも覚えている。




















続いて、「日の出桟橋」から12の橋を巡る「隅田川ライン」に乗った。




















お台場の方に架かっている「レインボーブリッジ」が見える。




















隅田川の「勝鬨橋」や「永代橋」、清洲橋」、「両国橋」、「吾妻橋」などいろいろな形の橋をくぐり抜ける。





















川岸の塀に江戸時代に描かれた隅田川の壁画が描かれていた。




















所々から「スカイツリー」が見えた。




















アサヒビール本社ビルの横の建物の上に金色の異様な形状のものが見えた。孫は「ウンチ、ウンチ」と言い喜んでいた。




















浅草の船着場に着き、船から下りたところにたくさんの鳩がいて、孫は餌をやるのに一生懸命で楽しそうだった。




















2015年4月20日月曜日

北陸新幹線初乗 東京観光(1)

今回は、前々から計画していた孫と一緒に北陸新幹線に乗って、東京に行ってきたので紹介します。家の近くに住んでいる4歳の幼児と私の家内と3人で、できたばかりの北陸新幹線の乗り心地はどんなものかワクワクしながら行った。




















まず、金沢駅の新幹線待合室の中に入ると、能登ヒバの壁の小さな窓の中に石川県の伝統工芸品が200以上の作品が埋め込まれていた。




















加賀水引細工




















加賀友禅




















2階の通路の壁面には、加賀友禅と二俣和紙がガラスにはめ込まれていた。




















ホームの柱の上の方には金箔が施されており、また、線路落下防止用の囲いとドアが備えられていた。




















金沢駅の駅弁の元祖である「大友楼」がホームにも売店があり、飲み物や駅弁を販売していた。もちろん駅構内の「あんと」にある「大友楼」の店には、豪華弁当がたくさん並んでいる。




















赤い車体の新幹線が止まっていたが、これは「はくたか」?それとも「つるぎ」?




















そして、我々が乗る「かがやき506号」がホームに入ってきた。




















我々が乗った普通席はシートが3列と2列、ここでも紅柄色が使われている。




















私は、自分の荷物を置いてすぐに「グランクラス」を撮りたいと思い2号車から一番後ろの12号車に早足で移動した。
「グランクラス」の車内は2列と1列で、18座席しかないのでかなりゆったりしている。上の収納スペースも飛行機のような扉が付いている。




















「グランクラス」のデッキには日本の春夏秋冬をモチーフにしたデザインの「加賀友禅」があり、二人の女性アテンダントが控えていた。ここは、食事やドリンク(アルコールも含む)が自由な時間に飲食できるらしい。他にはどんなサービスがあるのだろうか?




















「グランクラス」と次の車両の「グリーン車」との間には大きなトイレがあるのか、通路がなく移動するには、1度ドアから降りて再び乗らなければならならなかった。「グリーン車」は左右2列である。




















そうこうしているうちに新幹線が動き出したので、あわてて何両もの通路を移動し、自分の席に着いた。非常に滑らかな始動で、その後も揺れがほとんどなく、静かで快適な乗り心地である。




















2015年4月16日木曜日

玉泉院丸庭園 ライトアップ

今回は、新しくできた玉泉院丸庭園のライトアップされた様子を見てきたので紹介します。
ライトアップは毎週金曜日と土曜日の日没から午後9時まで行われる。
今日は、午後6時20から30分頃に日没と聞いていたので、6時ごろに玉泉院丸庭園に着くようにしていったら、既に多くの人が来ていた。




















ライトアップの時は庭園の中に入れなく、前回紹介した玉泉庵の和室がある建物の横にある休憩所から眺めることになる。
日没近くの玉泉院丸庭園の眺め








































いもり坂途中にも多くの人がライトアップを見ようと立ち止まっていた。




















少し薄暗くなってきたところで少しづつライトがついてきた。




























































休憩館横の小高い場所にも人だかりができていた。




















さらに暗くなると、幻想的な雰囲気になってきた。石垣は夕日に照らされたようにイメージしたオレンジ色になっていた。




















少し時間を置いて、今度は月見の宴のイメージという白色に変わっていた。




















そして、三十間長屋の方は赤紫色になっていた。




















空がほとんど暗くなったら、庭園についての解説があり、尺八や琴などの和楽器の演奏に合わせて、夕焼けから宵、そして月見の庭変わる三つの灯りが楽しめ、続いて「四季折々の灯り」を表す色に変わっていくという演出がされていた。。




















オレンジから茶色、そして白色と間隔を置いて色が変化したり、ライトの色が石垣の周囲を周るように移動していった。




















三十間長屋の方も幻想的な色に変わったり、色が移動したりしていた。




















石垣と三十間長屋のほうが一旦消えると、今度は木々や橋だけをライトアップするなど変化をもたせて見ていて飽きないすばらしいライトアップだ。これらを企画、演出した人は何度も試したことだろうと思う。




















これらのライトはLEDで多くの色を変えることができるし、また付けたり消したりなど、すべてコンピュータ制御でやっているということである。
最近、あちこちの建物などを照らし映像を映しだすプロジェクトマッピングが流行っているようであるが、光の技術は飛躍的に進歩しているなあと感ずる。
いずれにしても、この石垣や城郭、橋、木々を照らすライトアップは必見の価値があると思う