今回は、新しくできた玉泉院丸庭園のライトアップされた様子を見てきたので紹介します。
ライトアップは毎週金曜日と土曜日の日没から午後9時まで行われる。
今日は、午後6時20から30分頃に日没と聞いていたので、6時ごろに玉泉院丸庭園に着くようにしていったら、既に多くの人が来ていた。
ライトアップの時は庭園の中に入れなく、前回紹介した玉泉庵の和室がある建物の横にある休憩所から眺めることになる。
日没近くの玉泉院丸庭園の眺め
いもり坂途中にも多くの人がライトアップを見ようと立ち止まっていた。
少し薄暗くなってきたところで少しづつライトがついてきた。
休憩館横の小高い場所にも人だかりができていた。
さらに暗くなると、幻想的な雰囲気になってきた。石垣は夕日に照らされたようにイメージしたオレンジ色になっていた。
少し時間を置いて、今度は月見の宴のイメージという白色に変わっていた。
そして、三十間長屋の方は赤紫色になっていた。
空がほとんど暗くなったら、庭園についての解説があり、尺八や琴などの和楽器の演奏に合わせて、夕焼けから宵、そして月見の庭変わる三つの灯りが楽しめ、続いて「四季折々の灯り」を表す色に変わっていくという演出がされていた。。
オレンジから茶色、そして白色と間隔を置いて色が変化したり、ライトの色が石垣の周囲を周るように移動していった。
三十間長屋の方も幻想的な色に変わったり、色が移動したりしていた。
石垣と三十間長屋のほうが一旦消えると、今度は木々や橋だけをライトアップするなど変化をもたせて見ていて飽きないすばらしいライトアップだ。これらを企画、演出した人は何度も試したことだろうと思う。
これらのライトはLEDで多くの色を変えることができるし、また付けたり消したりなど、すべてコンピュータ制御でやっているということである。
最近、あちこちの建物などを照らし映像を映しだすプロジェクトマッピングが流行っているようであるが、光の技術は飛躍的に進歩しているなあと感ずる。
いずれにしても、この石垣や城郭、橋、木々を照らすライトアップは必見の価値があると思う