そして、反対の窓からは日本海が見えた。ここは、滑川、魚津あたりであろうか?
所々にトンネルがあり、ブロック塀が高くなっているところがあり、そして前々から新幹線からの風景を見たいと思っていた親知不付近の海を見過ごしてしまったと思ったが、後で聞いたら親知不付近はトンネルであると聞いた。あまり早いので、乗っているとどこを走っているか分からなかったが、ビューポイント近くになったら、車内前方の表示板で知らせてくればよいと思うのだが。
少し走ると、荒々しく雪山が連なった所が見え、写真を撮った。ここは妙高の山だろう。ここは立山連峰よりも近いのかはっきり見えた。
金沢から1時間ちょっとで長野駅に着いた。降りる人と乗る人が結構いた。1時間で来れるとは、ちょっと長野まで行ってくるという感じになる。今年は善光寺の御開帳の年でもあり、金沢からも多くの人が訪れるであろう。
長野駅をちょっと過ぎたところで、一面雪景色の所が見え、急いで撮ろうとしたが、すぐにブロック塀で見えなくなった。
そうこうしているうちに、いつの間にか東京に着き、新幹線の速さを実感した。さっそくホテルに荷物を預けて、東京見物を始めた。今回の東京見物は孫中心のスケジュールにした。
まず、私は別用事があったので、孫と家内二人で品川水族館に行った。用事を済ませた後、品川で落ち合い、新橋まで行き、そこから「ゆりかもめ」に乗り、「日の出桟橋」まで行った。
新橋の「ゆりかもめ」の駅前に「鉄道唱歌の碑」と「C-58の車輪」が並んでいた。「汽笛一声新橋を・・・」の歌いだしは今でも覚えている。
続いて、「日の出桟橋」から12の橋を巡る「隅田川ライン」に乗った。
お台場の方に架かっている「レインボーブリッジ」が見える。
隅田川の「勝鬨橋」や「永代橋」、清洲橋」、「両国橋」、「吾妻橋」などいろいろな形の橋をくぐり抜ける。
川岸の塀に江戸時代に描かれた隅田川の壁画が描かれていた。
所々から「スカイツリー」が見えた。
アサヒビール本社ビルの横の建物の上に金色の異様な形状のものが見えた。孫は「ウンチ、ウンチ」と言い喜んでいた。
浅草の船着場に着き、船から下りたところにたくさんの鳩がいて、孫は餌をやるのに一生懸命で楽しそうだった。