今回は、前々から計画していた孫と一緒に北陸新幹線に乗って、東京に行ってきたので紹介します。家の近くに住んでいる4歳の幼児と私の家内と3人で、できたばかりの北陸新幹線の乗り心地はどんなものかワクワクしながら行った。
まず、金沢駅の新幹線待合室の中に入ると、能登ヒバの壁の小さな窓の中に石川県の伝統工芸品が200以上の作品が埋め込まれていた。
加賀水引細工
加賀友禅
2階の通路の壁面には、加賀友禅と二俣和紙がガラスにはめ込まれていた。
ホームの柱の上の方には金箔が施されており、また、線路落下防止用の囲いとドアが備えられていた。
金沢駅の駅弁の元祖である「大友楼」がホームにも売店があり、飲み物や駅弁を販売していた。もちろん駅構内の「あんと」にある「大友楼」の店には、豪華弁当がたくさん並んでいる。
赤い車体の新幹線が止まっていたが、これは「はくたか」?それとも「つるぎ」?
そして、我々が乗る「かがやき506号」がホームに入ってきた。
我々が乗った普通席はシートが3列と2列、ここでも紅柄色が使われている。
私は、自分の荷物を置いてすぐに「グランクラス」を撮りたいと思い2号車から一番後ろの12号車に早足で移動した。
「グランクラス」の車内は2列と1列で、18座席しかないのでかなりゆったりしている。上の収納スペースも飛行機のような扉が付いている。
「グランクラス」のデッキには日本の春夏秋冬をモチーフにしたデザインの「加賀友禅」があり、二人の女性アテンダントが控えていた。ここは、食事やドリンク(アルコールも含む)が自由な時間に飲食できるらしい。他にはどんなサービスがあるのだろうか?
「グランクラス」と次の車両の「グリーン車」との間には大きなトイレがあるのか、通路がなく移動するには、1度ドアから降りて再び乗らなければならならなかった。「グリーン車」は左右2列である。
そうこうしているうちに新幹線が動き出したので、あわてて何両もの通路を移動し、自分の席に着いた。非常に滑らかな始動で、その後も揺れがほとんどなく、静かで快適な乗り心地である。