2025年6月6日金曜日

せせらぎの郷 小松市

 今回は、学生時代の友人と会った時に聞いた小松の山里にある「せせらぎの郷」にお風呂とレストランがあるということで、どんな所かと思い行ってきた。


















周りは緑がきれいな低い山並みが見える里山で、広々とした敷地内の土地には多くの野菜などを作っているようだ。



















そして、所々にきれいに咲いている花々が見える。今回は、杜若や赤いバラが咲いていた。

































敷地の端には小さな川も流れていて、自然がいっぱいな雰囲気も良い。
























この川に架かる橋の袂にはクマよけセンサーの音が出るもの(?)が設置されていた。
























「山法師」の木に白い花がいっぱい咲いていた。



















川には小さな滝もあり、白いしぶきが見えた。この辺りはやはり自分の住んでいる所と違って、自然がいっぱいで、のんびりした気分になれる所である。


















「バーベキュー」する場所もあり、リーズナブルな価格で家族と一緒に楽しむのにもよい場所である。


















建物内に食堂もあり、ここもリーズナブルな値段で食事をすることができる。



















いろいろな料理が少しづつ並び、味が薄くヘルシーなものでシニア向きの料理である。。


















一緒に行った家内が入らないということで私も風呂には入らなかったが、どんな温泉風呂なのか見たかったが次の機会にすることにした。ここの温泉は「瀬領温泉」と言って、始まりは室町時代からだと伝承されている。本願寺第8世の蓮如がここで一夜を過ごした時に、温泉が出ることを村人に告げたことが始まりという。江戸時代には石黒源治が再興を図り、明治期も瀬川清次郎が再興し、3か年にわたって掘削し高温で多量の温泉が湧きだした。昭和に入って第二源泉が掘削され、湯量がさらに増大し、温泉を利用した福祉施設が誘致され、そして平成10年に「せせらぎの郷」がオープンしたという。



















小松指定文化財として「木造十二神将立像」が展示されていた。これは、仏教における天部の神々の一つで、薬師如来の教えとそれを信仰する人々を守るといわれている。大正14年に「瀬領温泉」で旅館を営んでいた瀬川清作が、瀬領村に薬師堂を建てて際に、高野山の寺院から薬師如来像とともに招請し安置したものだという。造りは木造寄木造で彩色され、目は玉眼である。