2018年8月23日木曜日

2018 東京(2)行幸通り 東京駅 上野恩賜公園 

2018 東京(1)の続きで、皇居から東京駅方面へ向けて「行幸通り」を歩いた。ここは、昨年改修工事を終えたばかりで、新任の外国大使が天皇にあいさつするために馬車に乗ってこの通りを通った映像を思い出す。首都の玄関である東京駅と皇居を結ぶ日本のシンボルロードであり、長さが190m、幅73mで周辺に高層ビルが林立する中での大きな空間である。


































そして東京駅向かいの「新丸ビル」のレストラン街で昼食をとった。



















「新丸ビル」から見える「東京駅」



















東京駅前に、今年の暑い夏になんとか「ひんやり感」を出そうと「打ち水」をやっていた。厚さ5mmくらいだという。確か金沢駅前でもやっていたと思うが。



















東京駅のドームの内部の八角形には、上の方に八個のハトの彫刻があり、下の方に丸い緑の中に十二支の干支のうちの8支が描かれていた。



















続いて上野に行き「上野恩賜公園」を歩いた。途中の公園内の道路で、外国人が「チェロ」によるストリートミュージックで演奏していた。私がちょうど前に着いたときに演奏が終わり、片付けに入っていた。その後に一人のお客さんが近づき、「今度私らが企画しているイベントで演奏してくれないか」と交渉していた。



















「国立科学博物館」は夏休みで親子連れで多くの人が入っていた。 「恐竜」の骨や「昆虫」などが展示されているので、大賑わいである。




















この建物は、関東大震災の後に震災復興を目的として1931(昭和6)年に竣工したという。ネオ・ルネサンス調のの建物は鉄筋コンクリート造りで耐震、耐火にも注意を払われたという。上空から見ると、当時の先端技術の象徴せあった飛行機の形をしているという。2008年に重要文化財に指定された。



















お目当ての「国立博物館」は今日月曜日は休館だった。残念ながら見ることはできなかった。建物は二代目で、初代は赤レンガ造りで、イスラム小塔を頂いた建物だったが、関東大震災で被害を受けたという。現在の建物は、「日本趣味を基調とする東洋式」というコンセプトで、公募で渡辺氏による案が選ばれ、1938(昭和13)年に開館した。コンクリート造りの洋式建築に東洋風の瓦屋根を載せたもので、2001年に重要文化財に指定された。



















その横にあった建物は「表慶館」で、1900(明治33)年に皇太子(のちの大正天皇)のご成婚を記念して計画され、1909年に開館したという。東宮御所(現在の迎賓館赤坂離宮 )などで知られる宮廷建築家の片山東熊。緑のドーム屋根や外壁上層部の製図用具、工具、楽器など芸術にまつわる図像のレリーフが見どころである。明治末期の洋風建築を代表する建築として1978年に重要文化財に指定された。