新緑の兼六園2017(1)の続きで、「唐崎の松」の近くの水辺には、この時期ならではの「カキツバタ」が咲いていた。
「土橋」から曲水にかかる「雁行橋」や「雪見灯篭」,「七福神山」付近を見る。兼六園のビューポイントのひとつ。江戸時代にあった大きな「竹沢御殿」の書院から藩主が眺めたという庭だ。
不老長寿の仙人が住むという「蓬莱島」は亀の頭と尾っぽに似せた石が置かれているので「亀甲島」とも呼ばれている。
真紅のきれいなノトキリシマつつじの向こうには、開園記念日の今日だけが開かれている「内橋亭」が見える。
「霞ヶ池」の畔に咲く白やピンクのつつじも見事だ。
「千歳橋」から見た曲水の「カキツバタ」。
「花見橋」から見た新緑の「鶺鴒島」で、鳥居などが見える。藩主の永劫繁栄を願って作られた島だ。
橋に擬宝珠がある「花見橋」の反対側は「カキツバタ」が群生するところで一番の見所の所だが、まだ咲いていなかった。
「板橋」付近のピンクと赤のつつじもきれいで、中国人と思しき人が大勢いてシャッターを切っていた。
「霞は池」の畔に咲いていたピンクのツツジもたいへんきれいだった。
この日は遅咲きの桜もほとんど終わり、何といってもツツジとカキツバタの花が主役の兼六園だった。そして今年は、特にきれいなような気がする。