今回は、夏休みも終わりに近づいているが相変わらず熱いので、孫二人を連れてのんびりと「石川県立歴史博物館」で開催されている「大鉄道展」に行ってきた。(8月22日)
今回の「大鉄道展」は「石川県立歴史博物館」のリニューアルオープン記念と北陸新幹線金沢開業記念ということで開催されている。
昭和39年の東海道新幹線開通から北陸新幹線金沢開業まで何と50年かかってしまった。東京ー大阪間の「北廻り新幹線」の構想は昭和40年代に既にあったから、非常に遅れていることになる。金沢ー大阪間はまだあと何年かかることやら分からない。私の生きているうちにはできないのではと思ってしまう。
特別展では、現在までに走っていた、あるいは走っている新幹線、特急電車や蒸気機関車などの模型が展示されていた。新幹線ではE0系からW7など、いろいろな色、形のものが展示されていた。
東京の会社にいる時に出張で「東海道新幹線」は何度も乗ったので愛着がある。昔の「東海道新幹線」のブルーの座席が展示されていたが、なんとも懐かしい。流線型の「のぞみ」は乗ったどうか記憶がない。
急行「能登」は東海道線周りの「夜行寝台列車」で、これも何度か乗った。ちなみに信越線周りの寝台特急「北陸」というのもあった。
特急電車の先端に付いている看板が展示されたいた。「はくたか」は北陸新幹線が開通する前の「ほくほくせん」経由で越後湯沢まで走っていた特急で、非常に馴染みがある。また、特急「白山」は信越線経由で東京まで走っていた。
下図の「こだま」の特急電車は東海道新幹線ができる前のものであろう。幼児用の絵本「のりもの」が飾ってあったが、私の子供の頃にもよく見たのを覚えているが、現代の幼児も「のりもの」の絵本はやはり変わらず大好きで孫もよく見ている。
「三明駅ジオラマ」があったが、ここは知る人ぞ知る駅でなんとも懐かしい。「羽咋駅」から出ていた「能登線」の終着駅で、学生時代に「巌門」へ行った時に、ここまで電車で来て、その後バスで乗り継いで行った記憶がある。断崖絶壁で、その頃「松本清張」の「ゼロの焦点」の舞台となった所だ。
また、「能登線」に乗って「柴垣海岸」にも何度か海水浴で来た。
鉄道ジオラマ模型が置いてあり、二つの電車が自分たちでスピードを上げて動かしたり、駅で止めたりツマミ一つで体験することができ、孫が楽しそうに電車を走らせていた。
また、レールを繋いだり、ミニ電車を何両の連結して走らせるおもちゃも、飽きずには長く遊んでいた。
このイベントに併行して「石川県立歴史博物館」内で「ミニコンサート」が開かれていて「バイオリン」などの美しい音色を奏でていて、多くの人が聞き入っていた。金沢の文化館に入ると、土、日にはこういう企画が多くなってきていて文化都市にふさわしい趣をだしている。