2017年11月26日日曜日

東北地方北部ドライブ(10)十和田湖

東北地方北部ドライブ(9)の続きで、その後,鹿野八幡平「道の駅かずの」で昼食をとった後、十和田湖に向かった。
そして少し走ると大きな湖が見え、展望台があったので、そこに上がり壮大な「十和田湖」を眺めた。昨日とはうって変わって天気が良かったので、湖の向こうの山並み(外輪山)もきれいに見えた。何ヶ所かの展望台が周りの外輪山にあるが、ここは南岸で一番大きい展望台である。
十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖であるという。静まり返った湖面と、湖畔から外輪山を覆う豊かな緑が原生的な景観を作り出しており、国の特別名勝おとび天然記念物にも指定されているという。



















付近の山の木の葉はまだ紅葉していなかった。ここは、標高630mというから「八幡平」に比べるとかなり低い。





















車を止めて湖畔を少し歩きたいと思い、近くの駐車場に止めた。
すぐに「十和田神社」があった。ここは807(大同2)年に坂上田村麻呂が創建したと伝わり、日本武尊と湖の主である青龍権現が祀られており、江戸時代から恐山と並ぶ二大霊場として信仰されたという。






































この湖畔に十和田湖のシンボルとなっている「乙女の像」が建っている。詩人で彫刻家の高村光太郎が1953(昭和28)年に建てたという「裸婦」で、最愛の妻・智恵子がモデルという。中学生のころにこの像の写真を見たときには「ドキッ」としたことを思い出す。



















十和田湖畔には「乙女の像」がある「御前ヶ浜」から「両国橋」まで約1kmにわたって続く遊歩道があり、夜にはライトアップされるという。



















休屋から出て休屋に戻る遊覧船は中山半島や御倉半島を巡り、大きな十和田湖を約50分運行するいう。




















なかなか趣のある島が二つあったが、もう少しするとこの島も見事に紅葉するという。



















十和田湖畔と十和田神社をつなぐ200mくらいの小路には、風の神、火の神、山の神、金の神など6つの神様がいて、金の神様は鉱山の神様だが、転じてお金の神様だといわれている。
























駐車場から奥入瀬へ向かう途中この所だけ紅葉していた。