2017年11月20日月曜日

東北地方北部ドライブ(8)龍泉洞

東北地方北部ドライブ(7)の続きで、その後、三陸海岸から今日泊まる盛岡方面に向かう途中にある「龍泉洞」に寄りたいと思い行った。着いたのが薄暗くなった午後5時10分前だったので、もうは入れないと思ったが、ダメもとで、受付で「今から入れるか」聞いたところ「入れますよ」という返事だったので、急いで入ることにした。



















ここは国の天然記念物で、山口の秋芳洞、高知の龍河洞と並ぶ、日本三大鍾乳洞のひとつであるという。洞内は、すでに分かっている所だけでも、3,600mでそのうち700mが公開されているという。
























「清水川」の両側に鍾乳洞があり、まず、1962(昭和37)に見つかったという「龍泉新洞科学館」の方に入った。1cmの高さになるのに100年かかるという「石筍」があちこちで見られた。



















竪穴から滝が流れていたのが、「フローストン」によって、穴が少しづつ閉ざされているという。



















洞内からは多数の土器や石器が出土していることから、この鍾乳洞の中での古代人の生活風景が再現されていた。



















続いて、川向かいの「龍泉洞」に入った。
「長命の淵」と名が付いている濃いブルー色の水だ。



















 「摩天楼」という両側に高い壁がある隙間に通路と脇に水がある。この洞内には多くの「コウモリ」が棲んでいて、鍾乳洞とともに天然記念物となっている。この上の方にぶら下がっているのだろうか。
























洞内の所々に滝が流れている。

























洞内には三つの 大きな深い地底湖があり、一番深いのは水深98mもあるという。深く青い神秘の「ドラゴンブルー」であるという。すばらしい色だ。






































鍾乳石がいろいろな形に見えることから、それぞれ名前が付いている。亀に似ているので
「亀石」



















「地蔵岩」




















洞内は結構上がったり下がったりで、さらに滑るかと思って、恐る恐る歩くのも大変である。




















私たちが一番最後だったので、後ろからここの職員が付いてきた。もう誰もいないか確認しながら、私たちが出たら洞内を閉めるのだろう。
























洞内を出ると、外は真っ暗となっていた。私たちが出るとすばやく「龍泉洞」の明かりが消え始め、山奥なのでさらに真っ暗になった。



















真っ暗になった駐車場で車を探すのも大変だったが、その後、暗闇の中のぐねぐねした山道を走行して、盛岡のホテルに着いたのは8時過ぎとなってしまった。