2016年1月27日水曜日

2016年冬 東山(2) 福光屋 高木麹商店

2016年冬 東山(1)の続きで、「十月亭」で食事した後、外へ出てみると茶屋街のメインストリートは相変わらず人通りは少なかった。




















このメインストリートの中ほどに、以前はなく最近できたと思う店の酒の「福光屋」に入った。




















店内には、「福光屋」の純米酒「加賀鳶」をはじめ「鏡花」や昔からなじみのある「福正宗」など多くの銘柄のお酒が並んでいた。また、昔テレビなどのコマーシャルで見た「福ちゃん」が描かれたハンカチなどのグッズや食品、器などもあった。
ここのカウンターバーでは「福光屋」のお酒と酒肴やスイーツなどが頂けるという。




















ここで、酒造直営店ならではの「本日のしぼりたて」の試飲コーナーがあり、店員に薦められ飲んだら非常に口当たりがよく旨かったので、一本買った。
「しぼりたて」は生まれたての新酒のフレッシュさを損わぬよう火入れ(加熱殺菌)しないまま届けるお酒のことで、この寒いシーズンしか飲めないという。




















続いて、茶屋街から外れてすぐの所にある、創業して180年という「高木麹商店」に行った。




















ここの建物は藩政末期の典型的な町屋で「金沢市指定保存建築物」となっている。間口が広い大店で、1階には蔀戸が備えられ、2階は防火のために漆喰が塗りられている。背の低い2階で腕木により軒が出、両側に袖壁が付いている。




















中に入ると店の間には、昔、見たことがあるような古めかしい茶箪笥や障子戸、そして前のテーブルは仕事の真っ最中のようで乱雑になっていた。ぶら下がっている暖簾なども年期が入ったものだった。




















麹をを蒸すためのレンガ造りの炉や釜が置かれていた。




















レンガ造りの煙突が屋根の上まで延びている。傍らには麹を入れる箱が積まれていた。そして、玄関戸の梁の上に、店の護り神であろうか小さな像が飾られていた。




















また、ここの天井は相当高い吹き抜けになっており、太い梁が何本も走っていた。ここは2階の屋根の上に突き出た「天窓」まで延びている。窓は「明かりとり」や「換気」をするようになっている。




















そして、昔ながらの伝統的な製法で作られる麹からできる「味噌」と「かぶら寿司」をいつも食べているものとどう違うか賞味したいと思って買った。




















脂がのった寒ブリを白い蕪で挟んだ、表面に麹が付いている「かぶら寿司」は酒のつまみにも合い、私も好んで食べる。




















帰りに寄った東山茶屋街のメインストリートの両側にある、やはり風情のある細い通り








































浅野川の「梅の橋」から「大橋」方向を見る。右側の河原にはまだ少し雪が残っている。




















「梅の橋」から「天神橋」方向を見る。川の水は冷たそうだ。昔はこの時期にこの辺で「友禅流し」がよく見れたという。現在でもたまにやるらしい。

4 件のコメント:

  1. 高木麹商店には行ってみたいと思っていましたけど、なかなか機会に恵まれません。
    あの周辺は、近頃観光客がやたら多いので、どうしても敬遠してしまいます。
    ところで、味噌のほうのお味はどうでした?

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    1. ようやく高木麹商店の「かぶら寿司」とここの味噌を使った「味噌汁」を賞味しました。「かぶら寿司」の蕪はひとつをそのまま使用しているので、分厚いので蕪の甘みが感じられ、「ぶり」も柔らかく、さっぱりした味だった。「味噌汁」の味は、昔懐かしい味で、大豆の味と香りが残っており、これもさっぱりした味で、非常においしかった。やはり一般に売っているものとは一味違いますね。

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  2. 「四季折々、ほんものの日本を五感で発見できる金沢」
    ~ 歴史・伝統、文化・創造力を資源として磨き上げることにより、まちづくりと観光の連携による経済波及効果を創出 ~

    金沢の自然的・社会的状況でとして
    ①四季折々の日本の自然や日本ならではの風習を感じることができる
    ②日本を代表する城下町である
    ③新しい文化を作り出す刺激的でクリエイティブなまちである
    ④日本海側のハブとして広域観光をリードするまちである
    ⑤観光のインパクトによる地域経済活性化への波及効果が期待できるまちである

    これは、「観光立国ショーケース」訪日外国人旅行者を地方へ誘客するモデルケースに で観光庁が募集した際に
    金沢市観光交流課が提案した提案書の冒頭に記載されている文言です。
    尚、下記の通り金沢市は「観光立国ショーケース」に選定されました。
    金沢市が提案した内容等については
    http://www.mlit.go.jp/common/001117484.pdf を参照願います。

    今朝の新聞紙上では簡単に書かれていますが、
    国土交通省観光庁は「観光立国ショーケース」に応募した10都市から3都市を選定。
    3都市は北海道釧路市、石川県金沢市と長崎県長崎市です。

    発表の詳細は観光庁ニュースで見られます。
    http://www.mlit.go.jp/kankocho/news04_000125.html です。

    今でも外国人旅行客が増加しつつあり、更に中華圏の春節(旧正月)が2月8日ですので大変なにぎわいになり「金沢ぶらり」どころではないかと思います。
    金沢市観光交流課の提案書に色々と記載されていますので、提案を読み・内容を吟味して頂き更なる「金沢ぶらり」を発展させて頂けたらと思う次第です。

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    1. このニュースは新聞で読みました。大都市に多く来ている訪日外国人旅行者を地方にも向けてもらうということで、その三つのうちのひとつに金沢が選ばれたことは、うれしい限りですね。金沢市観光交流課が提案した内容は大変すばらしいので、ぜひ、今後うまく実行してもらいたいものと思います。

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