2013年7月8日月曜日

東山  旧観音町界隈

今回は、東山の旧観音町通りを歩いた。
ここは以前このブログでも紹介した「観音院」の門前町で藩政時代から
商屋が並んでいたまっすぐの通りだ。




















通りの入口に、レトロな大正時代の洋館がある。
ここは「とどろき亭」といって、フランス料理を食べさせるところだ。
中に入ってないから分からないが、内部もレトロなフランス調の内装で
落ち着いた雰囲気で食べられるのだろう。
一度は入ってフランス料理とワインを飲み見たいものだ。




















次に通りに沿って歩くと右側に「福嶋三弦店」があり、そこの店に入った。
ここは三味線専門店で北陸では唯一の店だという。
現在、4代目と5代目が従事しているというからかなり古い。
芸姑さん達がいる東山、主計町などの茶屋街からも近い。




















店内にはいろいろな三味線が並べてあったり、三味線の材料や、作る工程で
使う器具なども置いてあった。




















2階では300円で三味線が体験でき、抹茶もいただけるという事で
体験してみることにした。
三味線の弾き方のマニュアルと「さくら」の楽譜が置いてあった。
滋賀県から来たというお客さんと一緒に弾いてみた。
最初は戸惑ったが、分かりやすい楽譜(どこを押さえればよいかが分かる)
であったため、20~30分練習したら、何となく弾けるようになった。
また機会があったら三味線を弾いてみたいと思う。








































帰りに店の人と話をしたら、三味線に張ってある白い皮は、犬や猫の皮だと
言っていた。手作りでやっているので、お客さん好みの三味線を製作している
とのことだった。




















私の親戚の人も小唄で三味線を弾いているので、尋ねてみたら時々こちらへ
来るとのことだった。

また少し歩くと左側にヤマト醤油の直売所があった。
ここで「いしる」の試飲を勧められ飲んでみたが、非常によい味がした。
「いしる」は魚醤ともいい、能登地区で江戸時代から作られているもので、
いわしやさばを原料としているらしい。いかの魚醤も有名である。




















ここで一服し、醤油ソフトクリームを食べた。ほんのりしょうゆ味がして、
また今日は大変暑かったのでおいしかった。




















まっすぐ歩いていくと、坂の手前の左側に「寿経寺」がある。




















ここは「安政の泣き一揆」で処刑された7人を供養している。
寺の前には。七つの地蔵が稲をつかんで立っている。(七稲地蔵という)




















そしてその横には処刑された七人の名前が彫られた墓が建っている。




















「安政の泣き一揆」とは、飢饉で米の値段が上がり、生活の困った農民たちが
登ることを禁止されている卯辰山に2000人くらい集まり、「ひもじいわいや」、
「米くれまいや」と藩主のいる城に向かって叫んだという。江戸末期の金沢での
大きな事件となった。

「寿経寺」の先は二手に通りが分かれていて、右側のほうは観音坂男坂といって、
急な階段を上ると観音院に出る。




















また、左側の坂は観音坂女坂という。階段は無いが、かなり急なスロープである。
「上がるとき後ろを振り向くと災いが起こる」という言い伝えがある。
この上には、私が好んで呼んだ「サカオロジー」(金沢の坂)の本を書いた
国本昭二さんの家があった。




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