今回は、雲りがちだったが、能登中島町の牡蠣街道に行って、牡蠣を満喫してきた。(2月26日)例年は穴水に方がやっている店が多いはずだが 、地震の影響か中島町の方が多かった。
能登里山街道に乗って、まず「道の駅高松」で一服した。今日は風が強く日本海の白い荒波が見えた。久しぶりに冬の日本海の厳しさを見た感じである。
中島町には現在20店舗以上の牡蠣の直売や食事処がある。そのうちの「カキ浜 海(かい)」に出発前に予約してあったので時間ぎりぎりだったが何とか入ることができた。
11時開店で12時に予約してあったので、既に多くに人が店内にいた。
店内には店員が手際よく、忙しそうに動いていた。
ここの殻付きの焼き牡蠣は、銀紙を被せて焼くというスタイルである。銀紙をかぶせることによって牡蠣の上側も蒸気で暑くなるので、牡蠣全体が満遍なく熱くなり素早く焼けるのだろう。焼いてる途中で牡蠣の汁が爆発音とともに出てきて、びっくりするが、銀紙の外へは出てないようである。焼けた牡蠣を急いで食べているうちにカメラを撮るのを忘れてしまった。海の塩味が効いた焼き牡蠣は、やはり最高である。
他に牡蠣フライや牡蠣の酢の物が出てきた。どれもおいしく食べれた。
その後、牡蠣ご飯が出たきて、腹いっぱいになった。しかし私は「焼き牡蠣」一番好きである。
店の横に、海から上げられたばかりの牡蠣が置かれていた。店の中のある牡蠣がなくなった時のために保管されているのだろうか。
すぐ近くに「能登演劇堂」の建物があるので、そこまで見に行った。この日はまだ公演がなく、ひっそりしていたが1週間後くらいから「まつとおね」が始まり、賑やかになることだろう。ここは館長に「仲代達也」さんがなっており、舞台の奥が開くと建物の外の自然な場所も舞台となる粋な演劇堂である。
この店は「しら井昆布店」のようだ。
全国でも珍しい「高澤ろうそく店」は、1階が完全に板で覆われていた。1階はよっぽど被害がひどかったのだろう。
仮設店舗の建物があり、飲食店や小売店などが入っているようだ。こういった仮設店舗は何年か前に東日本大震災の後の岩手県の釜石で見て以来である。
通りにある長い電柱が何本か曲がっているのが分かった。
黒っぽい建物の壁の真ん中にブルーシートがかかっていた。そのシートの中には窓があるようだが、上には半円で洒落た文様がなされていたが、銀行の建物か?
この洒落た建物は、特に被害がなかったように見えるが、もう直してしまったのかわからないが、カフェなのか?今日は店は開いていなかった。