2024年1月12日金曜日

金沢観光スポットの地震被害の様子

 元旦の「令和6年能登半島地震」の影響は、120km以上離れた金沢市でも被害が出ている。

「震度5強」は私にとっても未経験のことで、恐怖を感じた。

金沢市内の「21世紀美術館」や「旧四高記念文交流化館」など多くの観光に関連した建物も「内部のリフォーム」ということで休館に余儀なくされているし、また「金沢城公園」も閉鎖されている。

地震から10日後に金沢の観光スポットの一部を歩いてので、その被害と思われる所を紹介する。

門が閉ざされた金沢城黒門口



















「ひがし茶屋街」へ行くとメイン通りは、建物の外観はあまり変わっていないようであるが、観光客はやはりぐっと少ない。


















「東山菅原神社」は鳥居と後ろの松の間にロープが張られ、中には入れないようになっていた。どこが被害を受けたかは分からなかったが、鳥居でも倒れる可能性があるということなのか?


















「宇多須神社」の境内の松の枝が折れ曲がっていた。


















「ひがし茶屋街」のさらに奥に行くと「卯辰寺院群」があり、狭い道と坂がある場所にお寺が集まっている所である。その狭い道を歩いていくと、お寺の土塀と屋根がつぶれている所があった。


















土塀の板塀がはがれ、中の土がむき出しになっている。






































こちらのお寺の前の階段を上がっていくと、灯篭などが倒れている。





































この寺は稲荷大明神を祀っているが、狐の石造や灯篭が倒れている。


















古いお墓も無残な姿になっている。


















こちらの人形供養で有名な泉鏡花ゆかりの「真成寺」は、一見何でもないようであるが。


















金沢城の「いもり堀」後方の石垣も崩れていた。


















この辺りの石垣は、もともと「慶長石垣」の所だが、隙間のない小さな石垣が積まれているので、その後修正された所か?































「しいのき迎賓館」(旧石川県庁)の建物の前にある、この建物の名前の由来となっている樹齢300年というシンボルの木「しいのき」の下方には木が何本も立っているが、以前に比べて一部が折れて抜けているような気がするが。