2018年2月4日日曜日

野々市市立図書館(学びの社ののいちカレード)

今回は、昨年の11月に新装オープンした野々市市立図書館(学びの社ののいちカレード)に行ってきた。カレードのコンセプトは「本と出会い、市民が光り輝き、町が美しくにぎわう」ということだそうだ。














図書館のインフォメーションでは、利用者カードの登録や館内のいろいろなサービスの受付となっている。この図書館は、新しいだけあってデジタル技術を駆使するなど、いろいろな特徴があり、非常に利用しやすい図書館 であると思う。



















館内の天井は銀色の面白い模様になっているのも特徴である。



















建物の中の補強のための柱の中に閉架式の書庫の中に本が詰まっているのも面白い。お客さんが探している本で、開架式の書庫にないものは、係の人がここへ取りに行くことになっているらしい。高いところにある本はどうやってとるのだろうか?



















本を借りるときは、写真のテーブルの上に本を置くだけで、登録カードを読み取ることにより貸出登録ができ、簡単に借りることができ便利だ。



















こどもコーナーには丸いテーブルがあり、その上に丸いカーテンがあるが、子供たちを大勢集めて読み聞かせをやる場合に、読む人と子供たちが丸いテーブルの上に集まり、カーテンが下ろすことにより、周囲の音を遮断する仕組みになっているという。



















60インチくらいあるような大きなタッチパネルには、日経新聞など4紙の新聞が読めるようになっていて、字を大きくして読めるので、シニアの人にも読みやすい。



















2階にも書庫や本をとってみる席も充実しており、、自習室も広くとられている。

































ちょっと飲み物を飲みたい場合も、ちかくにある自動販売機から飲み物を買って、飲みながら本を読めるテーブル席も別の部屋に設けてある。



















広い館内の周りに図書館には珍しいクッキングスクールをするための部屋があり、テーブルの上にはIHヒータや水道の蛇口があり、電子レンジやオーブンなども置いてあった。近くに料理本がたくさん並べられていた。他にピアノなどが置かれた音楽スタジオもあるが、たぶん防音効果のある部屋であろう。ここでは「ヨガ教室」などもやるという。



















入口には、「ブドウの木」が経営しているパンやケーキ、コーヒーなど飲食できるカフェが備えられ、軽食などをとることができる。



















ここの図書館で何んといってもよいのは、午後10時まで開いているということで、仕事で遅くなる人でも利用できることである。利用者中心に考えられた図書館であった。
この図書館の前に「野々市市コミュニティバス」の「のっティ」の停留所がある。「のっティ」は金沢市の「ふらっとバス」と同じで、100円で乗れ狭い路地も通っている。野々市のほとんどの地域を網羅しているので便利である。金沢市も中心街だけでなくもっと広域に通してもらいたいものである。
























野々市市は「住みやすい市町村」の全国トップクラスでもわかるように、この図書館やバスもそうだが、あちこちにショッピングタウンや文化施設があり、市民税も少ないと聞いているので羨ましい。