2012年9月15日土曜日

静明寺

8月末まで、寺のお宝の絵を見せてくれるということで、材木町にある
静明寺に行った。
平日の午後の暑いときだったので、私のほかに誰もいなかったが、
境内を掃除していたお寺の奥さんらしい人が、親切に説明してくれた。




















まず岸駒の虎の絵があった。
岸駒は金沢出身で、京都で活躍し、金沢城の二の丸御殿の障壁に絵を
描いてほしいということで招かれ、ふるさとに錦を飾った。
岸駒は虎の絵を描かしたら右に出る者がいないというほど有名である。
そして、岸駒の絵の隣に息子の岸岱の龍の絵があった。




























































その他に、慶長年間(今から約500年前)の絵や、日蓮上人の涅槃図
もあった。まわりに泣き悲しんでいる人の絵には、ていねいに一人ひとりの
名前が書いてあった。








































このお寺は徳田家の菩提寺で、徳田家のお墓が代々あった。
秋声は「不安のなかに」という作品で、この静明寺を訪れ、父母が眠っている
墓を参っていることを描いている。
境内には徳田秋声の立派な墓碑があった。これは文化勲章を受賞した
井上靖が揮毫したものである。その横には靖が秋声の功績などを書いた
石板があったが、よっぽど尊敬していたのだろう。








































またこの寺は、大村益次郎に師事し、大村とともに活躍し、兵制の近代化に
尽力したが、京都で暗殺された安達幸之助の家の菩提寺でもある。
活躍した功績を説明したたて看板があった。
安達幸之助は加賀藩の足軽であったが、江戸に出て全国版で活躍した人である。

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