2012年8月23日木曜日

平岡野神社

平岡野神社は金沢駅から一番近い神社で、金沢駅でJRの待ち合わせの
合間の時間でも見学ができる場所にある。
この当たりは、平安時代の終わり頃、木曽義仲が北陸での源平の戦いのときに
陣を張った所といわれている。




















この神社は、山王の杜または山王明神と称され、祭神はいざなぎのみこと
など三柱である。
「山王略記(さんのうりゃくき)」によると、西暦786年に比叡山の21社
のうちの7社を勧請したと記されている。




















また、佐久間盛政や前田利家が、ここで戦勝祈願した伝えられている。

宝物としては「愛染明王画像」があるが、これは金沢市指定文化財となっている。
鎌倉時代の作品で、現在は年二回、広岡町の放生寺のおいてのみ拝観できるという。
その他、土の中からでてきた真っ黒になったサルの置物や前田家が奉納した
といわれる刀などを見せていただいた。









































また、拝殿には、明治時代に県立工業高校の前身の石川工業学校の先生を
されていた諏訪蘇山が描いたという行列の絵が掛けられていた。
拝殿の前には、13代前田斉泰が書いたといわれる「平岡野神社」の額が
掛けられていた。





















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