8月の末に、毎日異常な暑さから、少しは涼しいところに行きたいと思い、「上高地」に行った。「上高地」私の思い出がある所でもあり、自然が豊かな場所で好きな場所でもある。
「上高地」へは、これで4回目になるが、最初に行ったのは学生時代で、7人の仲間と「徳沢園」で1週間キャンプをしたことで、若い時に行ったこのキャンプは非常に楽しかった記憶に残っている。
今回は、福光から高速に乗り、約2時間20分くらいで、「平湯バスターミナル」に着いた。
平湯の駐車場は平日なのでそんなに混んでいない。土・日はどれくらいなのだろうか?
ここから「上高地」行きのバスに乗り換え、「釜トンネル」を通って「上高地」に入るしかない。一般の車両が入れなく「上高地」のきれいな自然が保護されている。
途中に木陰の向こうに見える建物は、「帝国ホテル」である。前回は「大正池」でバスを降り、ここから歩いて「田代池」付近の湿地帯を通り「上高地帝国ホテル」の中に入って、コーヒを飲んで一服した記憶がある。
バスを降りて「河童橋」付近に来ると、相変わらず多くの人で賑わっていた。ただその向こうに見えるはずの「穂高連峰」は雲がかかって、残念ながら見えない。
「河童橋」の下を流れる「梓川」は、いつもながら非常に透き通っていてすばらしい。今年も夏は猛暑続きで暑かったので雪解け水か分からないが、相変わらず薄エメラルドグリーンのきれいな流れである。
「河童橋」は「上高地」のシンボルとなっているが、その歴史は不評で、名前の由来についても分かっていない。「河童橋」付近は、「上高地銀座」と言われるくらい人が多く、普段着の人や登山スタイルの人たちが入り乱れていて、人気スポットである。梓川の上流側には、登山家の穂高連峰が、下流には焼岳の姿が美しい場所である。
穂高連峰ついて、それぞれの山々の名前が描かれていた。一度は登りたかったがもう無理である。
「河童橋」を超えて左に曲がって歩くと、六百山を望む岳沢湿原がある。
このあたりの水の流れは緩やかで静かである。水の中に入った細い木々がまっすぐ伸びて、この雰囲気もなかなか素晴らしい。
湿地帯には川の姿がいろいろ様子が見える。
途中に幹部分が大きく割れて、その中には何か成長している様なものが見える珍しい木があった。
「明神池」の方向の遊歩道を歩きながら、森林浴をを楽しむ。こういう静かな雰囲気の所を散策するのは昔から好きなので、また来たくなる。
また木々の間から流れる川は「梓川」の支流の「清水川」が流れている。所々に水の流れがあり、これもまた雰囲気のある所である。こちらの水も清らかできれいな流れである。