2013年3月14日木曜日

尾張町界隈(1)

今回は尾張町を散歩した。
ここは昭和の初め頃までは、金沢の中でも一番賑わっていた
商店街である。
尾張町の名前の由来は、前田利家が金沢に入城したときに
尾張の商人たちを連れてきてこの辺に住まわせて商人の町にした
からという。従って、江戸、明治時代からの老舗が多い。
武蔵から橋場町に向かって通りの左側を歩いた。

まず「中六商店」に入った。ここは文化10(1813)年創業で
200年経っている。




















味噌、醤油などをずっと売り続けている。今は、リフォームして店は
改装されたが、店内に昔の店構えの写真や絵が並べてあったが、
なんともレトロな建物であった。




















醤油は大野から仕入れているし、味噌は手作りで作っているとか。
スケール、錘などが付いたレトロな天秤はかりが置いてあった。




















その隣の市姫神社に寄った。
ここは金沢の台所の近江町市場で働く人の守り神として崇められている。




















私が小学生の頃、よく遊んだところなのでよく知っているが、大きな石が
移っていたり、手水鉢ができたりしていた。
背の高い石碑はなにが書いてあるのかよく分からなかったが。宮司の
話によると、神社創建の協力者たちが、なぜここに建てたかなどが書いて
あるという。




















市姫神社の隣には「中島めんや」がある。
ここも明治の初めのころからやっているというから古い。
店内には年賀切手の題材にもなった「八万起き上がり」、「米食いねずみ」
「張子の虎」や「加賀人形」など多くのおもちゃが並んでいた。








































また店内に「八万起き上がり」のだるまに自分で目を書いたり、模様を
描いたりする体験コーナもあった。




















ここの主人は武蔵・香林坊商店街振興会の理事長であるが、その母親と
思われる人とこの付近のことをいろいろ話を聞いたり。昔話に花を咲かせた。
以前はもっと橋場よりに店を構えていたという。
郷土玩具を売っている店は、金沢には唯一という。

小路をはさんで、その隣には「麩」の「不室屋」がある。
ここも慶応2年創業というから150年くらいになる。




















店内はカメラ禁止だったが、お湯を注ぐだけでおいしい澄まし汁ができる
最中の中にいろいろ具材が入っているものや、加賀特有のすだれ麩など
も置いてあった。
若い女性の店員にメープルシロップの入った麩の試食を勧められ、
おいしかったので、買ってしまった。
不室屋の裏には、なんともレトロな異様な建物がある。
ここは昭和20年代頃まで「小児科」やっていた病院だったらしい。




















「中島めんや」のおばさんによると、ここのおばあちゃんが亡くなってから
ずっと空き家になっているが、そのおばあちゃんの家族がたまに東京から
やってきて住んでいるという。
長い間そのままになっているが、将来はどうしようと思っているのか聞きたい
ものである。


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