2013年2月13日水曜日

横安江町商店街(金沢表参道)

久しぶりに横安江町に行ってきた。ここは私が昭和30年から40年代
前半までによく来たところだ。
そのころは、アーケードがあり、雨や雪の日でも傘なしで買い物ができた。
現在は「金沢表参道」の名称で新たな魅力をアピールしようとしている。








































まず真宗大谷派金沢別院(通称 東別院)を見た。
東別院は1597(慶長2)年に本能寺教如が建立したというから古い。
その後、何回か焼失したらしいが、昭和37年の火事は私にとっては
かなり衝撃的であった。
私が家でプロ野球のオールスター戦をテレビで見ているときに、家の前を
消防車がけたたましいサイレンを鳴らして、すごい勢いで走っていった。
外へ出て火の手の方向へ走っていったら、東別院が燃えていた。
東別院の近くの病院の塀に上って見ていたが、寺の屋根が崩れ落ちたとき、
火が大きくなり塀の影に逃げたことを覚えている。それ以来あんなに大きな
火事を見たことがない。








































横安江町商店街を久しぶりで歩いた見たが、あのころのにぎわっていた様子が変わり
シャッターが降りたままの店も多くあった。(この日は日曜日で休みなのか分からないが)




















仏壇店が多くあり、山田仏具店、黒川仏壇店や澤田仏壇店などはやっていた。








































江戸時代からやっているというユアサ金物店、島谷かばん店やうどん屋の加登長など
は頑張っているようであった。

その中で観光客でにぎわっていたのは目細毛針店である。
女性のアクセサリーとして毛針にきれいな羽毛を付けて虫に似せたものが
多く陳列されていた。








































作業場を見せてもらったが、毛針に極小の羽毛を毛抜きやピンセットを使って
虫の体毛に似せて巻くという大変細かい作業だ。これも金沢の工芸のひとつだ。




















この店の横の通りに目細八兵衛商店の本店があり、昔からそこでやっていた。
その店に入って、店主のおじさんとしばらく店の由来や横安江町の様子を聞いた。
ここは1575(天正3)年創業で、加賀藩の御用商人として鮎毛針の製造を
務めた老舗だ。
加賀藩は武士の心身鍛錬のために川釣りを奨励したという。特に鮎毛針は
釣り師の経験や好みによってさまざまなものが作られたという。




















この通りの一本向こうに、昔は彦三商店街があり、喫茶店の「モリナガ」、映画館
の「テアトル東映」や「彦三銭湯」などへよく行ったが、いまはマンションや駐車場に
変わっていた。
また、衣類の「いとはん」、飲み屋街やもうひとつあった映画館も立体駐車場になっていた。




















時代の流れといえばそれまでだが、なんとか頭をひねり、工夫して横安江町商店街
を昔の賑わいが戻るように復興してもらいたいものである。

今日の散歩時間1時間30分、歩数5200歩でした。


より大きな地図で 横安江町商店街 を表示

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