2025年12月10日水曜日

白峰雪だるまカフェ 旧吉野谷村

前回の「冬支度の白峰」の続きで、さらに白峰を歩いた。高台から川の向こうの白峰の街並みが見えた。



















郵便局の建物であるが側面には、着色された色ガラス(?)が入っていて洒落た建物である。


















一服したいと思い「雪だるまカフェ」に入った。毎年冬に開催される「雪だるま祭り」にちなんだ名前だという。午後3時で閉めるということで20分しかなかったが、コーヒーだけ飲むことにした。ここは夜は居酒屋になるということを聞いたが、その準備のために昼は3時で閉めるのだろう。



















白峰では2月に「雪だるま祭り」をするが、その雪だるまの人形や昔の弁当箱、民芸品などが置かれていた。


















店内の畳敷きの部屋は広く、たくさんのテーブルが並んでいた。コーヒーだけでなく最近誕生した「手取川ダムカレー」もランチには人気だそうだ。


















江戸時代後期には白峰の町には、すでに450軒民家が並んでいたというから、随分前から街並みがあったらしい。






















帰りには「旧吉野谷村」の国道沿いにある「工芸に里」に入る角に「大判役焼き」を売っている店がある。ここの「大判役焼き」は人気があって、午後4時過ぎというのに行列がついていた。ここまで来たらやはり食べたいと言いうことで、次に出来上がるまで約20分以上かかるということだったが、待つことにした。


















この辺りから雪が少し被った白山が見えた。


















「大判焼き」が焼けるのを待っている間、付近を歩いた。付近にある「御仏供杉」は国指定天然記念物で、普通の杉と異なり、一本立ちのこんもりと茂った仏供飯ににていることから名付けられた。1330(元徳2)年のこの地に木田寺を開基した大智禅師が植えられたと伝えられている。



















木の下から見ると多数の枝が込み入って広がっている。70年位前の小学生低学年のハイキングでここへ来た時に一番下の木の太い部分を手を広げて何人分の太さかを測ったことを覚えている。


















近くには、鮮やかな赤と黄色に紅葉した木がきれいだ。
























こちらは紫のような深紅と薄い黄色の木々もきれいである。

























「工芸の里」の建物の中に入り工芸作品を少し見た。こちらでは工芸教室もやっていて、金沢から習いに来ている人もいるらしい。この作品はガラスに可愛いい絵が描かれていた。