2024年3月9日土曜日

長町武家屋敷跡からおでん屋

 3月の初旬に久しぶりの「長町武家屋敷跡」を歩いた。まだ地震の影響が残っていて観光客少なかった。

「旧野村家」前の雪吊された梅の花の木

























「旧野村家」の土塀越しに藩政期に造られた素晴らしいといわれる庭園を見る。


















「武家屋敷土塀」が並ぶこの辺りは「長町武家屋敷跡」の一番の見どころである通りには、人ひとりいなかった。この時は「薦がけ」がまだされていた。















そして後日行った時は、「薦がけ」ははずされたばかりだった。





















はずされた「薦がけ」が「市指定登録文化財建築物」になっている「大屋家」の前庭に積み重ねられ置かれていた。



















「大屋家」の武家屋敷特有の瓦屋根の中から「門冠りの松」が出ている。
























平士(400石~)以上の武士が許されたという「長屋門」は、玄関の右に「武者窓」という通りを歩く人を見張る窓が付いている。また両側に「厩」と「仲間部屋」がある。ここは、現在は大聖寺にある会社の社長の「新谷家」で、「旧桑島家跡」である。「長屋門」の下方にある「戸室石」が車などに傷められないように石が並べられている。



















門構えが洒落た雰囲気の角にある武家屋敷


その先を歩くと「鞍月用水」に沿った「せせらぎ通り」に出る。



















ここは、金沢城を守るために造られた「西外惣構堀」でもあった。その名残がはっきり分かる。階段を上がると、建物の2階の裏側に出入り口となっていて「横道」という道が通っている。
























後方の「横道」と堀の間には、藩政期にはビル3階くらいの高さの土塁があったという。


この後、柿木畠にある「おでん屋」に久しぶりに行った。以前は行列が付いていて、なかなか入れなかったが、今日はすんなり入れた。

大好きな「牛すじ」や「大根」、「はべん」、「かんもどき」そして「バイガイ」も頼んだ。やっぱりなんとも言えない大好きな味だ。

昔はよく来たので非常に懐かしかった。
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