2019年3月19日火曜日

モダン金澤展

今回は、「金沢学生のまち市民交流館」で紙資料が語る「モダン金澤展」というイベントがあると新聞に載っていたので見に行った。玄関にはイベントのポスターが貼ってなかったので、ここでやっているのかよくわからなかったが、とりあえず中に入るとここの土蔵の中でやっていた。
























明治から昭和にかけてのイベントポスターや娯楽施設のチラシなど、金沢の大衆文化にまつわる資料を一堂に集めたものだという。これらを集めた人は現在70歳過ぎのおじさんで、若い時に尾張町に住んでいて、そのころからこういうものを集めるのが好きで、このコレクションー活用を金沢学院大学の先生に相談したのがきっかけで、このイベントが企画されたという。
























会場でまず見たのが「ご当地ソング」のレコード盤で、私が最初に浮かんだのが西田佐知子の「香林坊ブルース」である。それはどこにあるのと聞くと、すぐに指さしてくれた。どんなメロディーだったかは忘れてしまったが、なぜか記憶している。
























他にも都はるみの「金沢の夜」など多くの曲があったことを知った。最近の曲では松原健之の「金沢望郷歌」や、渚ゆう子「友禅流し」、北島三郎の「加賀の女」はよく知っていて、私もたまにカラオケに行ったら歌う曲だ。

































地元の歌手としては、もう50年以上前に流行った人だが、村田英雄にヘルスセンターでスカウトされて歌手となった「新川二郎」は有名で、他にも「加賀城みゆき」や「小宮恵子」(?)なども確か地元の歌手だった記憶がある。

下のポスターはいつのころのもであろうか?場所が「尾山神社境内」と「外堀公園」とは「百閒堀遊園」あたりであろうか?



















「金沢400年」記念として、「長町武家屋敷の土塀」や「兼六園」のきれいな絵なども貼られていた。
























「金沢市新旧町名大鑑」という金沢市内の地図が貼ってあったが、描かれている道路から見ると明治時代の中頃の地図か?色分けした六ブロックの区分はどんな分け方なのであろうか?



















明治時代と昭和58年の写真が並べられていた。明治時代の写真から道は狭く舗装されていなく、家は木造2階建てが多く、石置き屋根が多い。昭和58年の写真ではビルが多くなって、道が広くなっているが車で混雑しているのが分かる。



















この展示は約10年くらい前にもやっており、今回よりも資料の陳列が多かったようだ。
























このイラストマップは武蔵が辻辺りを中心のもので、私が東京に行っている昭和50年代のものと思われる。イラストで建物などが描いてあると非常に分かりやすいので、こういう地図が多くあると便利だ。私が子供のころにあった建物がまだたくさんあったので懐かしい。



















「金澤ふるさと倶楽部」の人は、まだまだたくさんのポスターや資料を持っているので、もっと大きな展示場で是非見たいものである。