2016年10月25日火曜日

満願寺山 九万坊大権現

今回は、私の地域が氏子となっている「斎地神社」の秋の例祭に参加した後、近くの「満願寺山 九万坊大権現」に行った。この辺りは、山側環状道路を超えると急坂になっており、上るのも大変である。(10月9日)




















その一角にある「満願寺山 九万坊大権現」は、あまり知られていようで、私も最近知った。ここの前にいたおばさんから「斎地神社の例祭の帰りだと言ったら、ここと両方でお詣りするのがよいから、ぜひ参ってください」と言われた。
「九万坊大権現」は金沢にはいくつかあるが、野町にある「西方寺」のお寺の中に祀られているのを見たことがある。他に、医王山の麓にある「医王山寺」にもあるという。
本殿である「奥の院」は、三小牛にある黒壁山というところにあるらしいが、そのうちに訪ねたいと思う。




















鳥居をくぐって急な階段を上ると、右に手水舎と左に「お地蔵さ」が安置されていた。




























































拝殿の中は閉じられていて見ることはできなかったが、丁寧にお詣りした。








































この拝殿の裏に回ると、こじんまりした古めかしい神殿があり、両側に狛犬や灯篭が配置されていて、ここでも丁寧にお参りした。




















その前に「天狗の面」が掲げられていたが、この「九万坊大権現」はその「天狗」を本尊とする珍しい神社である。




















ここ神殿の横の道を上がって行くと「満願寺山」の頂上への山道になり、そこには「富樫大明神」の石碑があるらしいが、行き止まりとなっていた。




















高さが170mくらいしかない小さな山であるが、「満願寺山」は昔、高校の教室からくっきり見えたのを覚えている。




















何しろ高台にあるので、帰りの階段から市内が一望できる。