2016年5月11日水曜日

兼六園開園記念日(1) 内橋亭

今回は、兼六園が1874(明治7)年5月7日に一般公開されたことにちみ、開園を記念して催しされ、この日だけ中に入れるということで「霞が池」に浮かぶように建っている「内橋亭」に行った。




















ここは、もと蓮池庭にあった4亭の1つで蓮池馬場の馬見所にあった内橋御亭で1776(安永5)年に建てられたと伝わるが定かではない。栄螺山の鬱蒼とした樹々を背景に、霞は池のどこからでも見ることができる。




















午前10時から始まるということで、混むと思い急いで行ったが、予定より遅れて20分前に着いた。
しかし、整理券をもらい、思ったほどでもなく4グループ目で11時20分から入れることになった。




















内橋亭の前で「兼六園のもみじ」の苗木を無料配布していたので、幸いにも頂いくことができた。




















11時20分にお待ちかねの内橋亭の玄関から8畳の間を通り、太鼓橋を渡って池に突き出た6畳の間の水亭に入った。




















いつもは霞が池の外から内橋亭を見ていたが、部屋の三方向が窓となって手摺があり、今日は内橋亭の中からその反対の霞が池の向こうを見ることができた。「千歳台」の広々としたところが見えた。




















別の角度からは「蓬莱島」や「唐崎の松」が見ることができた。「ことじ灯篭」付近は人が多くいた。
眼下の「霞が池」から見る景色はまた格別だ。




















部屋には「一期一会」と描かれた掛け軸やきれいな花が飾られていた。また、その横には師匠が作ったという小さな焼き物に金と黒漆を塗った「加賀獅子」が置かれていた。




















最初に「ことじ灯篭」と朱色は現在真っ盛りのツツジをあしらったという生和菓子が出てきた。
甘く、おいしく頂いた。




















続いて、茶道宗和流の師匠の横できれいな着物を着た小学6年生という子がお茶を点ててくれた。
こういう風流なお点前を見ることは私はあまりないので目を凝らして見ていた。




















私の前に出された抹茶が入った器は「織部焼」といっていた。いろいろな器が出てきたが、飴色のは「大樋焼」と分かった。作法もよく知らないが適当にまねして頂いた。よく慣れている人は「結構な○○でございました」などと言っていた。




















使用されたすばらしい茶釜や茶器、柄杓,棗、茶杓などが並べられていた。




















帰りに太鼓橋を渡ると風流な小舟が置かれているのを見た。




















記念に頂いた金沢の和菓子の「落雁」と配布された「兼六園のもみじ」の苗木




















普段は入れない部屋から見た新緑の兼六園や風雅な一服を頂けた茶会に参加してよい経験をしたと思う。