2014年5月23日金曜日

金沢駅界隈(1) もてなしドーム、金沢駅構内

北陸新幹線開通まで10ヶ月足らずとなり、今、金沢駅付近は金沢の中でも一番熱いところである。
今回のブログの写真は、ラフォルジュルネを見た日(ゴールデンウィークの5月5日)と午前6時ごろの早朝の日(5月13日)の2回金沢駅付近に行って撮っているので、人の多い時と少ない時があるが、あしからず。

まず、金沢駅東口の玄関を出るとすぐに目に付くのは「もてなしドーム」で,2005(平成17)年にできた。




















金沢で藩政期から盛んな能や素囃子に用いる鼓(つつみ)をイメージした木製の「鼓門」と1.5m四方のガラスを3019枚で覆われた「もてなしドーム」で駅前の景観を一新した。








































伝統と現代を表現した斬新なデザインは、2011年米国の旅行誌「トラベル・レジャー」のウェブ版で「世界で最も美しい駅」の14駅に日本で唯一選ばれたというものである。
前市長の山出保さんは「金沢の町は雨の多い町で、お客さんが駅を出たらそっと傘を差し出す『おもてなしの心』を表現した」と言っていた。さすが良い考えと思った。




















金沢駅が開業したのは1889(明治31)年で、新橋、横浜間に日本で初めて鉄道が走ったのは確か明治5年だったから26年も経ている。
開通前のこの付近一帯は、蓮沼と藪ばかりであったという。
旧制4高が開学したのは1887(明治20)年で、その時はまだ金沢に鉄道が敷かれておらず、開学式に出席した文部大臣の森有礼(ありのり)は、敦賀から人力車に乗り換えて会場に駆けつけたという。

開通当時の駅舎















「金沢のいまむかし」より




金沢駅の待合室に菓子や化粧品、タバコを扱う売店が開設されたのは1914(大正3)年というから、開通して20数年は店もなかったということになる。ただ忘れてはならないのは、列車が止まると窓に売りにくるあの駅弁は鉄道開通から1日も休まずずっと続けていたらしいが、いつの間にかいなくなっていた。この駅弁の元祖はいうまでもなく尾山町にある「大友楼」だ。今は、百番館のお土産やで売っている。

1933(昭和8)年の金沢駅付近の様子。このころはバスや自動車が走っている。横にある鉄塔は何だったのだろうか?













「金沢のいまむかし」より






昭和38年ごろの金沢駅の様子は私もよく覚えていて懐かしい。













「金沢のいまむかし」より






続いて、現在の金沢駅構内を紹介する。
ゴールデンウィーク中の構内の風景




















改札口の様子。現在のものは西口に近いところにあるが、新幹線の改札口は東口に近いほうになるらしい。そしてい今の改札口は第三セクターの在来線用になるとか。




















切符売り場の様子




















「金沢百番館」は駅中のショッピングモールで「お土産や」、「グルメ街」、「ファッション」の店が並んでいる。ここも改修作業やっていて、7月にできるらしい。








































「石川金沢観光情報センター」では、金沢市をはじめ石川県内の観光パンフレットを多数揃え、観光に関するさまざまな情報を提供している。
最近では、外国人が多くなってきているので、外国人のための観光ガイドも常駐し、英語など外国語の金沢観光MAPも置いてあった。ここもこれから忙しくなるだろう。




















私の小さい頃からあった加賀人形の「郵便太郎」は大理石製のポストで、金沢駅構内の移り変わりをずっと見てきている。待ち合わせ場所にもなっているという。


























最近のニュースで新幹線のお客さんに見てもらおうと駅構内に郷土の工芸品の九谷焼、金箔や蒔絵などを展示するコーナを設けることを紹介していた。そして今、県内の優れた職人がそれらの工芸品のすばらしいもの精魂こめて作ろうと頑張っているところである。
テレビでそこに並べる「加賀獅子」に金箔を使った、すばらしいものが職人の手で作っていて、そろそろ完成することを放映していた。
新幹線が来るまでにどんな風に金沢駅が変わるのか楽しみだ。

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2 件のコメント:

  1. 気になる「都会のターミナル駅」ベスト10
    昭和の香りのする、あの駅を味わいに行こう と題しての記事があり
    何んと「金沢駅」が東京駅-上野駅に次いでベスト3に挙げられています。

    東洋経済 ON LINE に 旅行作家の野田隆氏の記事がありました。
    詳細は以下のURLです。
    http://toyokeizai.net/articles/-/83332?cx_click_related_pc=1

    東京-上野-金沢-長野-富山-名古屋-浅草-両国-函館-門司港の順番です。

    金沢駅について
    北陸新幹線開業で勢いづく金沢。
    その玄関金沢駅兼六園口は、鼓門、もてなしドームが到着した人々を出迎え、すっかり観光客に人気のスポットとなってしまった。
    海外でも広く紹介されているこの駅は、今や日本を代表する鉄道ターミナルのひとつであろう。
    と紹介されています。
    「昭和の香りのする、あの駅を味わいに行こう」ですので何処かに昔の昭和(大正も?)の面影を見る事が出来ます。
    金沢駅にも昔を象徴する「加賀人形の「郵便太郎」は大理石製のポストで、金沢駅構内の移り変わりをずっと見てきている。
    待ち合わせ場所にもなっているという。」(金沢駅界隈(1)もてなしドーム、金沢駅構内 から)がありますね。
    東京駅の「銀の鈴」も同様かと思います。
    金沢駅にも昭和を象徴・想像出来る何かをと思う次第です。

    これら10駅を訪れた事がありますが、一番のお薦めは「門司港駅」で大正時代のままです。
    玄関前で昔を象徴する「バナナのたたき売り」「大正時代の女学生姿の案内」の再現や「昔の切符売場」が残されていました。
    両国駅は昔(60年位昔)千葉・房総方面への列車(汽車)に地上の別ホームから乗ったのを思い出しました。
    函館駅は青函連絡船が廃止され新たな駅舎になると共に駅前もきれいになっています。
    でも、昔のままでは現代と未来への対応が困難となり改良工事が必需で「昔の景色」が無くなるのは致し方ないかな?と感じる次第です。

    更に、東洋経済の記事に
    あの「加賀屋」と組んだ北陸観光列車の実力
    金沢―和倉温泉間で「花嫁のれん」が出発進行
    詳細は以下のURLです。
    http://toyokeizai.net/articles/-/83058?cx_click_related_pc=2

    10月3日から運行ですので、何かブログへUp出来ましたらお願い致します。

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    1. 気になる「都会のターミナル駅」ベスト10のホームページを見ましたが、昭和の香りがする駅といってもさまざまな見方をしているのですね。金沢駅が3位にランクされているのはうれしい限りです。1位の東京駅は2年位前にこのブログでも紹介していますが、さすがの一言です。上野駅は、金沢まで始発、終着駅でしたので、55年前から何度も見ており、変わらないので懐かしく思います。東武鉄道の浅草駅もあの建物はよく覚えています。門司港駅は6年位前に九州一週ドライブをした時に最初に行った所で、なんともレトロな駅と構内を見て感激しました。面白い情報をありがとうございました。
      「花嫁のれん」はまた機会を見つけて紹介したいと思います。

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