2019年7月7日日曜日

日光 那須ドライブ(8)鬼怒川温泉

日光 那須ドライブ(7)もつづきで、その後、日光を後にして「鬼怒川温泉郷」に行った。東部鬼怒川線の「鬼怒川温泉駅」の前の駐車場に車を置いて歩いた。



















鬼怒川温泉は、発見は1692(元禄5)年に「滝温泉」という名で鬼怒川の西岸にのみ広がっていたが、1869(明治2)年に藤原温泉が発見され、1927(昭和2)年に二つを合わせて鬼怒川温泉になったという。現在は関東近郊の気軽な観光温泉地として親しまれている。近年のニュースで大洪水があったのも記憶に生々しく残っている。



















「鬼怒楯岩大吊り橋」は、全長140m、高さ37mにおよぶ歩行者専用の吊り橋で、大きな岩を縫うように流れる鬼怒川の清流と、両側の新緑がまぶしい。


































橋の下を見るとぞっとするような光景で、渡るときにゆらゆら揺れてスリル満点のところである。



















楯岩展望台に上がると鬼怒川や温泉旅館の建物が一望できる。



















 その展望台に「縁結びの鐘」があり、幸せの願いの鐘を鳴らすと縁結びの願いが叶うと言われている。
























展望台から見ると鬼怒川の巨大な楯岩を間近に見ることができる。吊り橋からここへ来るまでには、長さが72mの楯岩トンネルをくぐらなければならない。
























 展望台のすぐ下に小さな「楯岩鬼怒姫神社」があり、縁結び、子宝、、長寿、商売繁盛および金運の神様で、お祈りすると、それらの御利益があると言われているという。



















続いて、鬼怒川の川べりを歩いた。「楯岩橋」の上流にかかっている「ふれあい橋」から見る鬼怒川の流れと、温泉街の街並みが一望できる。



















橋の袂に邪気を払い福を招くという「邪気」をモチーフとした像が七つ置かれている。またガス灯もレトロな雰囲気がありすばらしい。



















橋の階段には、金棒を持った赤鬼が描かれ、橋の中央に日本地図の中の鬼怒川温泉の位置や方向が描かれていた。それから金沢の方向が西方向だとすぐにわかった。
















 この橋から見るホテル旅館の建物が鬼怒川の険しい渓谷の上に建っているのが分かる。
さらに上流にある「くろがね橋」には風流な和傘を持ち、日本髪を結った着物を姿の女性の絵が橋の袂の石に刻まれていた。



















くろがね橋の横にある公園にあるあづま屋の中には、渓谷を見ながら足湯に浸かれるところがあったが、こういうところでのんびりしたいものだ。 この辺りには足湯に浸かれスポットがいくつかあるようだ。



















ここに鬼怒川温泉の歴史を知ることができる「鬼怒川のあゆみ」の写真が飾られていた。昭和の中期には芸妓さんの踊り行列もあったようだ。