ここは「殺生石」と呼ばれ、この窪地に有毒な火山ガスがたまりやすく、それが噴出してできた溶岩が多くたまる場所だという。
「殺生石」の由来が描かれていた。
「殺生石」へ行く途中に多くの地蔵さんが並べられていたが、「千体地藏」と呼ばれいて、一人の石工職人によって作られたというが、このお地蔵さんの手が大きく、命あるものの平安を祈るために大きな手をしているという。
「那須温泉」はこの「殺生石」が源泉でここに「源泉採取所」があり、創建は34代舒明天皇の時代に、狩野三郎行広が弓で射た大白鹿を追っていたところ、温泉に浸かり鹿を発見したのが「那須温泉」始まりと伝えられている。
その後、さらに奥に入り「那須平成の森」へ行った。ここは、那須御用邸を囲む森の北側半分を国立公園として開放した560haの広大な森である。そこの「フィールドセンタ」に入ると「ふれあいの森」コースの地図があり、これをもとにして少し歩いた。手軽なハイキングが楽しめる。
「フィールドセンタ」には、今が時期の「ツツジ」の種類についての写真や絵などが貼られていた。
「八幡埼」付近にはツツジの群落があり、「かおり風景100選」に選ばれ約20万本のツツジが群生しているという。また眺望もよいところである。
「ヤマツツジ」や「レンゲツツジ」が真っ赤に染まっていた。
ちょうどこの時期は「フジ」の花もきれいに咲いていた。
その後、「道の駅」でランチをとった。「那須高原」は、他にもいろいろ見たいところがたくさんあったが、2泊3日ではとても無理だった。いつ来れるかわからないが、またの機会にして金沢へ帰ることにした。