2019年7月27日土曜日

ひがし茶屋街付近の様子 2019初夏(3)

ひがし茶屋街付近の様子 2019初夏(2)の続きで、国道157号線の大通りからひがし茶屋街に行くまでの通りは「ひがし茶屋街」の門前通りという感じで「おみやげ屋」やスイーツなどの食べ物屋がずらりと並んでいて、観光客で賑わっている所である。昭和前期以前に建てられた思われる町屋の建物が多い。
























その通り沿いにお寺「円長寺」がある。ここは浄土真宗大谷派の寺院で、開山は、越前国の超願寺の僧侶が、1856(天正14)年に大鋸屋町に創建したのは始まりで、その後、1596(慶長元)年の当地に創建したという。加賀藩3代藩主利常が卯辰山周辺に鷹狩りに来た時に、たびたび小休憩の場所としてこの寺を利用したといわれている。その縁により、没後に利常の遺灰を守り、現在も安置されているという。そのため剣梅鉢紋の袈裟使用が許されているという。



















本堂の横にある六角堂の一切経蔵は 1865(慶応元)年に建立され、一切経が大切に保管されているという。以前は勝手に回してもよかったが、今は鍵が掛かっている。
























この「円長寺」の向かいに、最近できたばかりの金箔屋「さくだ」の姉妹店があった。



















店の中に入ると、大きな鳥が獣を食っている唐木の一刀木で作られた全面が金箔が貼られた見事なものが飾られていた。
























他にも金箔で覆われた「七福神 宝船」、「百獣の王 獅子」や「立派な鬣の二頭の馬」などが飾られていた。



















また奥のほうにガラスのようなものに小さな矩形状が集まって、金箔や銀箔で模様がつけられた 大きな円形状のものが置かれていた。



















また、鮮やかな色と模様に圧倒された大きな壺は、プラチナ象嵌で作られたものだという。
























すぐ近くにコロッケ専門店で人気がある「金澤クロケット」があったが、今話題の味がどんなものか食べてみたかった。





















「金箔アイス」があちこちに売っている中で、ここの店には、金沢大学の先生が開発したという「解けないアイス」を売っている珍しい店もあった。食べた人に来たら味は変わらないと言っていた。