工芸と天気展(ひと、アート 、能登) 国立工芸館(1)の続きで、さらに展示物を見る。
ここからは石川県人の人間国宝の作品が多い。能登の復興を込めたすばらしい作品の勢揃いである。
「板谷波山」の作品で、「泉屋博古館東京」所蔵波山は石川県工業高校では彫刻家の先生として赴任していたが、この時期に本格的に陶芸制作をはじめ、自身の代名詞となる釉下彩の研究を進めた。
「曲輪造彩紅盛器」は「赤地友哉」作
「羽田登喜男」の友禅染の訪問着。大きな葉に数匹の孔雀が描かれている。
「板谷波山」の作品で、「泉屋博古館東京」所蔵
「乾漆廿四辺菊形食籠」は「奥出寿泉」作
「蒔絵鷲文飾箱」は、水辺の一瞬をとらえた鷲の体は卵の殻で、喉と目、脚は平文で表した「松田権六」の作品
「平文朝箱」は「大場松魚」作
「曲輪造籃胎喰籠」は「小森邦衛」作で、滑らかな丸い本体と幾何学的な網目模様の蓋。
「沈金けはひ飾り箱」は前大峰作
金箔は金沢市が100%制作している。
「金襴手彩色皿」の「吉田幸央」作。キラキラ光る水面を覗き込んでいる様である。水滴のような凹凸は、ゆるい磁土を叩きつけた素地に撥水材を斑に塗り、透明釉をあえて弾かせることで生まれたものという。このような色合いや輝きのもった皿は初めて見る。
この作品は「三代徳田八十吉」とすぐわかる。青と黄色のグラデェーションの色合いはあまりにも有名である。
「金胎蒔絵水指 春」は「寺地直次」作で、白漆で表現された梅の花は卵殻片を貼り合わせたものである。殻を定着させるために朱漆を塗った部分は赤みを帯びて紅梅となっている。
中川衛の金銀象嵌で、兼六園に住む「カワセミ」をすっきりとした佇まいで表現している。光の反射によって表情が変化する金属の性質を重ね合わせた羽根の象嵌には、金、銀、赤銅が色彩の質感を異なる光を放つ。
深い濃紺の花形器に、交差する白い線と銀色の光沢が目を引く。器の中心に近づくほど細かい模様になっていて、真ん中に六芒星が光っている。
隣にあるレンガ造りの歴史博物館の建物と雪