今回は、時々散歩している伏見川沿いの紅葉を撮ったので紹介する。2日ほど前に散歩していた時は、かなり鮮やかな赤色だったが、ここのところ天気が良いので、少し褐色が帯びてきたようだ。
既に、落葉が散歩道にかなり落ちている。2日後に行った時にはきれいに掃かれているところもあったが、近くの人がご苦労なさっているのだろう。
伏見川沿いはほとんどソメイヨシノの木だが、他の紅葉する木より少し早いのか、それともいつもの年より早いのか?川も流れも穏やかだし、向こうの「金沢南部丘陵」の山並みもくっきり見える。
寺地大橋から見る「寺地通り」の両側の木々も紅葉している。こちらの木はカエデか?
片側だけがいやに紅葉しているが、右側のほうがよく陽が当たるからだろう。
落ち葉を拾ってみると、ソメイヨシノの葉は楕円型で、先がでっぱっていて葉の縁が細かいきざきざになっている。赤色と黄色があるが、ここにある木はほとんど赤色であった。葉の中心の一本線が「主脈」で、主脈から枝分かれした線が「側脈」で、「葉柄」という枝と葉を結ぶ細い線から「主脈」、「側脈」へ養分と水分を通す通路でつながっているという。
「寺地通り」にあった落葉は、切れ込みが7個あり手のひらのようで、葉の縁がぎざぎざがあることから図鑑を調べてみると「 モミジバフウ」か?これからさらに「兼六園」や「卯辰山」などで紅葉してくるが、落葉の形からどんな木の葉なのか調べてみるのも面白そうだ。
この伏見川には多くのカモが来ていた。たまに散歩途中にサギを見つけることもある。
ちょこちょこ歩いているのを見ると大変愛らしい。
紅葉と川面に浮かぶカモ
近くの高齢の人がよく世話をしているので、今年もきれいに咲いているコスモス。