ここへはまだ一度も入ったことがなかったが、こういうイベントがあるから入れるのでうれしい限りである。玄関には、芸妓さんの名前が描かれている団扇が掛かっていた。「にし」の検番でも見たことがある。
2階の芸妓さんの踊りの舞台の上に、面白い格好のガラスで作られたオブジェが置かれていた。
黒漆が塗られて光っている蓋の上に、青い細い模様が描かれていた。どうやってこのような模様を付けるのだろうか?
続いて、浅野川沿いの「中の橋」近くにある「金澤 數 鮨処あいじ」に入った。
ここでは金沢の伝統工芸の「二俣和紙」にプラスチックを溶かしたものを塗って作ったイアリングやピアスなどのアクセサリーが所狭しと並べられていた。見た目は全く分からないが、通常使われているアクセサリーの材質に比べて、和紙で作られているので非常に軽くまた光り輝いている。
女性にとっては、こういう変わった材質のアクセサリーも使ってみたいだろう。
次に「町屋カフェ土家」に入った。
ここでは、友禅の技法で染め上げられた 鮮やかな色の「暖簾」や手ぬぐいなどが展示されていた。ここは、大正時代の建てられた元お茶屋で、前座敷に、、弁柄の間に本床に不書院も備わっている部屋があるが、大きな暖簾が掛かっていてよく見れなかった。
手書き加賀友禅のピアス
町屋「流寓 LUGU」
染色で染めた刺繍された薄絹に淡水パールを付けたネックレス
ここの1階にある洒落たカウンターで昼食をとり一服した。多くの人でごった返している「ひがし茶屋街」の食事処と違い、ゆったり食事できた。