四角の角ばった形状の陶器で、中が空洞で一方だけ穴の開いた不思議なもので、作者は新し土の動きを作ろうと思って試行錯誤したという。一輪挿しなどに使うのか?
川沿いの部屋は立派な座敷で、床の間に素敵な掛け軸が掛かっていた。
お座敷の前のガラス越しに見える犀川大橋も素晴らしい。この景色を見ながら御馳走を頂くのもなかなか乙なものだ。
1階に降りると、ウィスキーなど並べたガラス棚があり、大きな1枚板のテーブルの木目を利用した模様が素晴らしい。
店の前に出て、中の橋方向を見た主計町茶屋街の街並み
続いて浅野川大橋を渡って、「昆布・海産物処 しら井」の店に入った。ここでは、金沢の食べ物の有名店とコラボしたという工芸が並べられていた。
「8番らーめん」をテーマにした8種類の作品があり、その一つの漆鉢は金沢らしい赤と黒と金色のらーめんの器。他にざるラーメンを入れるガラスの器、アイスの器などがある。
芝寿しの原点である創業者ご夫妻と鳳凰を重ね合わせたという「加賀蒔絵」が施された押し寿司用の箱。とても実際にはこれを使って押し寿司を作れない。
ゴーゴーカレーのシンボルであるゴリラを青九谷焼の伝統様式で描いたもので、この図柄の有名な九谷焼は鳥が描かれている。面白い作品である。
角皿に盛り付けられた笹ずしを食べ終わるとそのしたに笹ずしの絵があらわれという更に、箸置きにも笹ずしが描かれている。