2023年2月2日木曜日

春はもう少し先 兼六園

 1週間ほど前に、金沢としては最高級のー5℃を記録した寒波があり、積雪は大したことなかったが、まだ雪がだいぶ残っている「兼六園」に行ってきた。(2月1日)

「金沢神社」前にある「放生池」は、少し前まではかなり凍ってたはずだが、今日もまだ雪氷が残っていた。池には凍っているか見るために雪玉を投げたあとが残っている。



















旧津田玄播邸(兼六園管理事務所)の前にある加賀藩の洋学者の大屋愷あつの碑は、上の方には本人が猪生まれで、石川県で最初に地球儀を作った人なので、猪と地球儀が模られている。さらにその天辺に雪が載っている。























その近くの木に隠れて、四角型輪脚灯篭があった。何回も兼六園に来ているが初めて見た。

























梅園にある散策途中に一服できる「舟の御亭」の周りは雪で覆われていて寒そうだ。


















梅園で一番多い梅の花の「白加賀」はわずかに小さな白い花が開いていた。
























鮮やかに咲く「八重寒紅梅」も小さなピンクの花がわずかに開いていた。


















こちらの赤い実は「マンリョウ」で、万両というからには金運がよいという縁起の良い木で、江戸時代から縁起物として使われている。


こちらは椿かサザンカよく分からないが、まだ小さいが赤い花が咲いている。そういえば椿は野々市市の市花木である。
































「蓮地庭」の「翠滝」と「海石塔」


















「翠滝」の下の石組は11代藩主治ながが滝の音が大きく出るように何度も作り直させたという荒々しい石組だ。


















「瓢池」に浮かぶように立つ「三好庵」の屋根の上の枝に、珍しい「カワセミ」が池にいる魚を狙っている所を撮ることができた。周りには立派なカメラを持った人が魚を捕る瞬間を撮ろうとして長時間粘っている。


















この野鳥の名前は?


















「霞ヶ池」も氷が張っていたのが、かなりシャーベット状なっている部分が多い。これもまた自然の美しさである。


















「唐崎松」と「蓬莱島」


















園内の通路の除雪をしている人たち。この人たちのお陰でいつも兼六園はきれいになっている。


















先日に寒い日があったので硬くなった雪が積み上げられて歩きやすくなった「桜が岡」付近の通路