2022年3月10日木曜日

2022 小春日和の金沢城

今回は、これまでどんよりした天気だったが、今日はあまり天気が良く暖かくなり、金沢城を歩いたので、その風景を紹介する。(3月9日)

三の丸の石川門の建物の裏側にある入り口付近から見た五十間長屋、菱櫓




















二の丸御殿に入る最後の門である橋爪門付近



















今は森のようになっている本丸方向を眺める。











コロナ禍でまだ観光客が少ないからであろうか、この建物の前にある堀は水が抜かれていたが、堀の中の改修、清掃のためであろうか?











写真では石垣で見えないが、堀の一番手前には「いもり堀」からポンプで水を入れる口が見える。(普段は見えないが水がないので見える)















堀の堰堤の上の方に、黒っぽいまるでタブレットのように見えるものが、等間隔に置かれていた。今まで気が付かなかったのか、それとも形状は変わったのか分からないが、たぶんライトアップ用の照明だろう。












石川門の建物を三の丸から見る












約400年近く前に「金沢城」に水を引くために犀川の上流から水を取り入れた「辰巳用水」が兼六園から金沢城の間の百閒堀を「逆サイフォン」の原理で上げたときに用いられた「石菅」













金沢城の特徴の一つの隠し鉄砲狭間で、表から見ると銃口が全く分からない。




















裏側に回ると、鉄砲隊が並ぶ鉄砲狭間が並んでいるのがわかる。屋根上からちらりちらりと敵を見る者がいて、敵ができるだけ近づくと合図を送り、下の鉄砲隊が鉄砲の先で、なまこ塀の薄い平板を割り、敵を撃つという恐ろしい仕掛けとなっている。



















すぐ近くにある「鶴丸休憩館」の中から見る「五十間長屋」の建物は、いつ来ても素晴らしい。



















「鶴丸休憩館」から本丸方向を見る。



















新丸から「医王山」方向の雪山を見る。