今回は、早咲きの桜が満開になったということで、白山市の西米光町に行った。国道8号線を走って「美川インター」に向かって右に曲がり、さらに途中で右に曲がり、急旋回した所で、突然きれいな桜並木が見えた。川幅3~4mの「堂尻川」沿いの片側約300m(?)に渡って濃いピンクの桜が咲いていた。
「河津桜」は沖縄などを中心に咲くカンヒザクラと早咲きのオオシマザクラの自然交配種と考えられている。
花弁は5枚で大きく、淡いピンク色であるが中央は濃いピンク色をしている。そのため白っぽいソメイヨシノより濃いピンク色に見える、
この「河津桜」は、開花して4~5日で満開になってすぐに散るソメイヨシノと違って、満開になってから約1か月は楽しめる桜であるという。
石川県でもこの「河津桜」の咲く場所が数か所あり、金沢市内でも犀川下流方向の「桜田町」付近に何本か咲いていると聞いている。
すっかり満開になった「河津桜」の美しさを堪能している人たちが見えるが、向こうに見える低山は南部丘陵の山並みで、この辺りはのどかな場所である。
川面の生える「河津桜」は、一層きれいに見える。
花弁の間に所々葉っぱも見えたが、かなり大きな葉である。
この場所からは、まだ残雪で真っ白な白山連峰がはっきり見える。