2022年7月4日月曜日

早朝の兼六園(2)千歳台 霞ヶ池周辺

 今回は、前回の山崎山周辺を歩いた次の日に「千歳台 霞ヶ池周辺」を周った。

曲水に架かる「板橋」は、2枚の船底板を用いて互い違いになっている。三河の名所八つ橋を模して作られているという。橋の袂の両側には、ここにも「板挟み石」が据えられている。



















「霞ヶ池」のことじ灯篭と反対側から見る景色も素晴らしい。


















ここから「霞ヶ池」を掘った土を盛って作った築山で「栄螺山」がある。高さが9mあり、南方面の敵を見る高台としても使われた。グルグル回っていると途中に石垣が築かれている。


















上まで上がると、卯辰山や「霞ヶ池」が一望できる。


















「栄螺山」から「常盤ヶ岡」付近を周辺を見ると木々が生い茂り、奥山に入った「深山幽谷」の趣がある所である。


















屋根が傘の形をした避雨亭は通称「からかさ山」と呼ばれている。


















こちらからも「霞ヶ池」に映る「唐崎松」が見える。


















「栄螺山」のしたの通称「親不知」の池のほとりに、鯉のほかに珍しく大きな亀がいた。














まだ水が少ない「霞ヶ池」と、後ろの木々をバッサリ切って見やすくなった「ことじ灯篭」


















「ことじ灯篭」は後足が短く台の上に載っていて「破調の美」と言われるが、普段は台は水で隠れているが、その台もはっきり見える。


















「月見灯篭」と水辺に傾いている赤松の「玩月松」


















こちらからは、「不老長寿」の島「蓬莱島」越しに「栄螺山」が見える。


















200年前に壮大な御殿「竹沢御殿」があった広大な場所である「千歳台」


















「竹沢御殿」の書院から眺めるために、その時に作庭された庭園の「雁行橋」や「七福神山」


















金沢神社の拝殿前には、暑い夏を乗り切るための「茅の輪くぐり」が設置されていた。最近の神社でよく見かけるようになり、いつの間にかくぐり方を覚えるようになった。