2018年12月18日火曜日

大野界隈(5)ヤマト醬油味噌 大野お台場公園

大野界隈(4)の続きで、橋を渡り右に曲がると、大野川の丸く曲がった川岸に沿って小径があるが、建物が少しづつ向きを変えて丸く曲がった道に沿って建っている。ここは「ヤマト醬油味噌」のさまざまな建物である。




















建物の奥には、高くそびえた「ヤマト醬油味噌」の煙突が見える。醤油づくりには大豆を蒸す、麦を炒る、生醤油への火入れなどの多くの加熱工程があるため、醤油蔵には必ず煙突がある。大野には、レンガを積んだ四角いもの、丸い士官をを鉄鋼フレームで支えたものなど、いろいろな形の煙突が大野にある。
























ここの広い敷地には、醤油の製造工場や蔵などいくつかの建物が建っている。




















ここは、創業当時からのレンガでできたボイラーか?




















ここの「ひしほ蔵」では、この蔵元で作られた醤油や味噌をはじめ、いしる、塩麴などいろいろな調味料をそろえ、麹甘酒なども販売している。ギフト商品など多くの商品が並べられているので、お土産として買うにも迷ってしまう。




















蔵を改装したと思われるレトロな雰囲気の「発酵美人食堂」では、「もちもちに寝かせた玄米」や季節の実たっぷりの味噌汁など酵素がいっぱい入った麹料理でおもてなすという。この壁に「麹」と「」の字が貼られていたが、「麹」は麦、大豆にコウジカビを付けて発酵させもので、「」はコメを発酵させたものということが分かった。また、テイクアウトコーナーでは、多くの人が「しょうゆ」と「玄米甘酒」味のソフトクリームが食べていた。




















麹の学習室「麹蔵」では、「麹手湯」が体験でき、私もやってみるとよい湯加減で気持ちがよく、麹の酵素でしっとりすべすべの手になる。これが「発酵美人」と言われる所以である。




















醤油桶の中をのぞくことができ、何リットルだったか忘れたがすごい量を製造でき、桶の端に昔の醸造時のカスが付着していて、いい匂いがした。また、発酵料理を体験できる料理教室も定期的に行っているという。




















外に出ると近くに大野川に出る小路があるが、ここは、「創業の小路」といわれ、ここの初代「山本藤松」は船乗りで帆舟を使い、ここから北海道まで行き来して商いを起こした名が始まりという。社名の「ヤマト」は初代の屋号「山藤(やまと)」に由来するという。



















また、この近くに「四校漕艇部」のボート置き場があったという記念碑が建っていた。四校、金沢大学のボート部は学校からかなりの距離があるが大野川のここまで来て練習をしていたということだ。
























この近くの「大野お台場公園」には、幕末に加賀藩が異国船の来航に備え海岸の要所に砲台を築き藩兵を置き海防に努めたが、その砲台の跡地で資料に基づいて復元された砲台が園内の一角に設置されている。



















また、この公園の中央の池に大野で活躍した北前船が模型が置かれている。この池は金沢港の潮の満ち引きにより水面が上下するという。