2014年9月6日土曜日

東北地方南部ドライブ(7)鶴岡市 月山

東北地方南部ドライブ(6)の続きで、次に酒田市から鶴岡市に行った。
ここは庄内藩14万石の城下町として栄えた町で、藩政期や明治、大正時代に建てられた洋館が残っているという。すぐに鶴岡城址にある鶴岡公園方面に行った。




















この公園の近くにある「致道博物館」に入った。ここの建物は鶴岡の名棟梁の高橋謙吉により建てられた旧西田川郡役所であったという。




















ここの中には藩政期以降の庄内地域の暮らしを感じる民具が多数展示されていた。
明治の頃の消防車か?




















雪の多い地域なので人を乗せるそり




















北前船の模型や荷物を運んだり、魚を取ったりする船が陳列されといた。








































藩政期の鶴岡城下の地図や鶴岡城の復元模型








































また、全国有数の豪雪地帯である湯殿山の麓の田麦俣にあったという文政3(1822)年築の旧渋谷家住宅で、屋根の形が面白い。




















築山池水を配した庄内藩酒井氏庭園も見ごたえがあった。








































また、大正建築の白亜の洋館「大寶館」は大正天皇の即位を記念して建てられたという。




















近くに庄内藩主を祀る「庄内神社」があった。拝殿の前方にかかるのは酒井家の家紋であろうか?








































鶴岡には他に庄内藩校致道館やカトリック教会天主堂や庄内映画村オープンセット(おしんなどのロケ地も見れるという)もある。

その後、山形自動車を通り、この日泊まる山形市に向かった。
途中、出羽三山の主峰である雄大な「月山」が見えた。ここは昔から「春スキーのメッカ」で、まだ多くの雪が残っていた。(5月28日)




















これも出羽三山のひとつである湯殿山の神社まで行きたいと思ったが、通行止めとなっていて雪解け水が流れていた。




















山形市内に着いた時には薄暗くなっていた。そういえば30年位前に出張で山形駅前のホテルに泊まったが、午後7時ごろに駅前付近は県庁所在地なのに非常に暗かったという印象がある。しかし今は駅前に大きなショッピングビルも建ち、夜も明るくなってすっかり昔の面影はない。これも新幹線の効果なのか。金沢市内も今、大きな改修工事を行っている。どんな風に変わるのか楽しみだ。


より大きな地図で 月山 湯殿山神社 を表示