私の妻の親友が、原因不明の難病で入院しているということで、
お見舞いに広島県の福山市に車で行った。
片道7時間かかり、久しぶりの長いドライブである。
そのついでに福山と尾道の観光地を散策した。
福山駅の前にある福山城公園に行った。
福山城は1622年に徳川家康のいとこにあたる水野勝成が築城した。
当時から残る伏見櫓と筋鉄御門が国の重要文化財に指定されている。
立派な天守閣があったが、これは後から建てられたもので、なかは
福山城歴史博物館として公開されている。
「湯殿」というものが戦災で焼失されたので外観だけが再現されていた。
駅から見る福山城の石垣は高く見事であった。
堀などもあったが、埋められてしまったという。
次に福山城から車で15分位のところにある明王院を訪れた。
807年にかの有名な弘法大師空海の開基と伝えられ、もとは常福寺
といっていたが江戸時代に現在の名称になったという。
本堂と五重塔は国宝に指定されていて、本堂には木造十一面観音立像が
収められているという。
また五重塔は1358年に建立で、全国の国宝塔の中でも五番目に古いという。
山門から本堂を見る
夕食はホテルの近くの居酒屋に入って一杯飲んだ。
鯛をはじめ瀬戸内海のうまい刺身や広島の焼きがきなどを食べたが
たいへんおいしく、リーズナブルでよかった。
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