7月16日に新しくオープンした「 石川県立図書館」に行ってきた。8月には夏休み中の孫たちを連れていったが、子供中心に見てきたので、館内についてあまり記憶がなかった。
それで今回は、午前中に奥卯辰で仲間とパークゴルフをした後に2時間ほど館内を見てきた。
玄関前には、館内の配置図が描かれた案内板があった。
後日ここに入ってカレーを食べたが、館内は飲食自由ということなので、やはり私は持ち込んで食べたほうがよさそうだ。
入口の反対には「だんだん広場」というスペースがあって、皆さん階段に座って、本日の催しものに合わせて大きなスクリーンに映った映像を見ていた。
館内の中央の上の方は楕円形になっていて、明り取りのガラスと補強は鉄製で、その下の1階から4階まで周囲は梁やフローリング、本棚などは県産の木材が使われ、デザイン的にも素晴らしいものだ。従来の私が知っている図書館とはずいぶん雰囲気が変わっていた。
中央部は楕円形の上まで吹き抜けになっており、周囲にフロアがあり、そこに書籍や展示物、座席などが置かれている。1階から上に上がるには、エレベーターやエスカレーター、階段などを使う。
3階には吹き抜け部の中央に渡り廊下が付いている。また円形のフロアを巡っていると、館内の景観が変わって見える池泉回遊庭園と同じ雰囲気である。そしてどこに位置にいるかわからなくなってしまう。
3階辺りから円形の段々の本棚を見ると圧巻な感じさえ覚える。館内には広い空間を少しでも分かりやすくするために、東西南北に草、黄土、臙脂(えんじ)、古代紫の色を用いて方向を表示している。