2022年10月1日土曜日

石川県立図書館(1)

7月16日に新しくオープンした「 石川県立図書館」に行ってきた。8月には夏休み中の孫たちを連れていったが、子供中心に見てきたので、館内についてあまり記憶がなかった。

それで今回は、午前中に奥卯辰で仲間とパークゴルフをした後に2時間ほど館内を見てきた。



















建物の外観は、屋根の下には窓ガラスと細かいグリッドがはいったタイルを交互に折り重ね、本をめくるようなイメージにしたという珍しいデザインの建物だ。


















玄関前には、館内の配置図が描かれた案内板があった。
























玄関横には、カフェがあり軽食もできるようになっている。


















後日ここに入ってカレーを食べたが、館内は飲食自由ということなので、やはり私は持ち込んで食べたほうがよさそうだ。
































入口の反対には「だんだん広場」というスペースがあって、皆さん階段に座って、本日の催しものに合わせて大きなスクリーンに映った映像を見ていた。



館内の中央の上の方は楕円形になっていて、明り取りのガラスと補強は鉄製で、その下の1階から4階まで周囲は梁やフローリング、本棚などは県産の木材が使われ、デザイン的にも素晴らしいものだ。従来の私が知っている図書館とはずいぶん雰囲気が変わっていた。


















中央部は楕円形の上まで吹き抜けになっており、周囲にフロアがあり、そこに書籍や展示物、座席などが置かれている。1階から上に上がるには、エレベーターやエスカレーター、階段などを使う。
































3階には吹き抜け部の中央に渡り廊下が付いている。また円形のフロアを巡っていると、館内の景観が変わって見える池泉回遊庭園と同じ雰囲気である。そしてどこに位置にいるかわからなくなってしまう。


















3階辺りから円形の段々の本棚を見ると圧巻な感じさえ覚える。館内には広い空間を少しでも分かりやすくするために、東西南北に草、黄土、臙脂(えんじ)、古代紫の色を用いて方向を表示している。