海沿いの一般道路をナビで選んで走ったが、思いがけなく時間が
かかり、津和野まで3時間半かかってしまった。
これは失敗で、石見銀山から戻るよう位置の三瓶山で泊まるの
ではなく、津温泉か浜田付近のホテルで泊まればよかったと反省
しきりだった。
しきりだった。
津和野駅の横の駐車場に車を止めた。
ここに、D51の蒸気機関車が置いてあった。これは土日限定で
SL「やまぐち」号が新山口~津和野まで走っているからであろうか。
津和野は山口県と島根県との境に位置する山間の城下町で、
小京都とも呼ばれている。
街を歩いていると、白壁土蔵と錦鯉が見れた。
鯉とあひると共存していて、餌を取り合っていて面白い光景が
見られた。
殿町どおりには、酒屋さんがたくさんあり、店の前には球状のものが
ぶら下がっていた。
またこの街には一際目を引く、津和野カトリック教会に入った。
礼拝堂は畳敷きでステンドグラスもきれいだった。
森鴎外や西周などを輩出したという藩校の養老館があったが、休館で
中は見れなかった。
続いて津和野から萩に向かった。
まず学問の神様と知られる松蔭神社に入った。
ここの境内に有名な松下村塾があり、ここで幕末の志士となった
高杉晋作や伊藤博文など日本を動かした蒼蒼たる面々が松蔭に
学んだ。
また松蔭の両親の旧居で松蔭が閉じ込められていた部屋を見ること
ができた。
この近くに伊藤博文の旧宅および別邸を見た。
博文が14歳から13年間過ごしたという木造茅葺平屋建ての旧宅と
明治40年に東京で建てられた別邸も移築されていて、中を見る
ことができた。
次に萩博物館に駐車し、中に入った。5時閉館で4時20分頃に入ったが、
ガイドの人がずっと付いてくれて、早口で分かりやすく説明してくれたので
萩の街についての知識が大いについた。
松蔭や晋作の書簡や遺品をはじめ、萩の関連資料がたくさん展示されていた。
また江戸時代の街並みを再現したジオラマも展示されていた。
博物館の敷地に夏みかんがたくさんなっている木があり、街の中で珍しい
ものを見た。
続いて、萩の町屋などを見学した。
藩御用達の豪商、菊屋家の邸宅は今もきれいに残っており、
玄関の横ある長い白壁土蔵はすばらしいものであった。
付近に高杉晋作の誕生地や銅像あるいは木戸孝允の旧宅など
があった。
途中に何軒か萩焼のギャラリー兼販売店があり、ぶらりと入り眺めた。
ここの通りにも地面に金属で通りの名称が書いてある板ははめ込まれていた。
また「キモノスタイルカフェ」という店に入りコーヒーで一服した。
ここではキモノをレンタルし城下町を闊歩するようになっている。
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