2日目、雨が上がったので大山に向かった。
まず大山寺に行った。ここは平安時代から室町時代にかけて天台宗
山岳仏教の修行場だったという。何段もの階段を上ると、山門や本堂が
古い佇まいであった。
梵鐘をついてもよいということだったので、「ゴーン」と鐘を鳴らしてきた。
気分がすっきりした。
大山のビューポイントの鍵掛峠に行くと、荒々しい大山の姿がくっきり
見えた。昨日の予定を今日に変えてよかったと思う。
ここで見に来ていた人に「昨日は、足立美術館に行った」と言ったら
「よかったですか」と尋ねられ「非常によかった」と言ったら、「あそこは
よかったと言う人と面白くないと言う人の両極端だ」と言っていた。
こういう大山を見に来る人は自然美が好きなようで、足立美術館のような
人が手をかけた美しさはあまり好きでないようだ。
次に牛の牧場のある「みるくの里」に行った。ここで牛乳と飲むヨーグルト
を飲んだら非常においしかった。
ここから見る大山は「伯耆富士」といわれるように富士山型に見えた。
見る角度によってずいぶん姿が違って見えた。
ここから境港に行き、境港の市場に寄った。
ここは「松葉ガニ」の水揚げで有名なところだが、今の季節は「紅ズワイ」
がたくさんいた。
市場の食堂で、少し時間が早かったが「海鮮丼」を食べた。
境港でとれた旬の新鮮な魚はおいしかった。
ここからすぐ近くの「水木しげるロード」に行った。
「ゲゲゲの女房」のドラマ化で人気に火がつき、観光客が多く訪れて
いるという。
歩いて10分くらいの通りの両側には妖怪のブロンズ像がずらりと
並んでいた。
孫を連れてくれば良かったが、まだ「こわい」といって逃げ出すかもしれない。
目玉おやじ、ねずみ男、鬼太郎、ぬりかべ、こなき爺など139体あるという。
ねずみ男
鬼太郎
こなき爺
続いて中海の中央にある島を通り松江に向かった。
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