昔のあかり くらしの博物館(1)の続きで、さらに「昔のあかり」展を見る。
1879年頃からエジソンが実用化した「白熱電球」が使われるようになり、日本には1885(明治15)年に輸入され、明治23年には生産が始まり、明治30年頃から室内に電灯が使われるようになったという。さらに1938(昭和13)年にアメリカで蛍光灯が発明され、日本では東京芝浦電気が1940(昭和15)年に完成し、1955(昭和30)年頃から広く使われるようになったという。
昔は天井などに陶磁器のガイシを使って電線を付けていたが、戦後には壁に埋め込まるようになり使われなくなった。しかし外にある電柱の上の方に昔よく見かけたものだ。子供のころに下に落ちたガイシの中の黄色の硫黄を燃やすと青色の炎が出て面白がっていたのを思い出す。
前面にやわらかい光を、背面の天井に光と影の花模様を映すデザインの灯火器
「天神堂」のミニチュアで、男児の成長を願い正月に床の間に飾ったという。
その他に金沢の玩具として。「獅子頭」、「加賀八幡起上がり」、「加賀てまり」「加賀魔除け虎」や「花はじき」などがある。