能美市巡り(5)七つ滝②の続きで、後日、国指定史跡となっている5つの能美古墳群のうちの一番大きい「秋常古墳群」を見に行った。
一帯の古墳は、古墳前期の3世紀半ばから6世紀終わりごろまでの350年間に作られたもので、「秋常古墳群」は北陸最大級の前方後円墳である。
駐車場から「秋常古墳」の端のほうが見える。ここに案内板があった。
この近くには「八幡神社」があった。
ここに「盤持ち石」と呼ばれる石が置かれていたが、明治から昭和にかけて若者たちが自分の力量を試すために使った石で、お祭りやお盆の時に集まって競ったという。そういえば、「尾山神社」にも同じようなものが置かれていた。
ここから古墳の階段を上がったり、小道を周ったりした。
下図は「秋常古墳群」のガイドマップで、1周は約800mかかるという。1号墳は前方後円墳で全長約140m、後円部の高さ40m、2号墳は方墳で、南北27m、東西32.5mである。
「パンフレット」より