2021年1月24日日曜日

大雪5日後の金沢の風景(3)国立工芸館 石浦神社 21世紀美術館

 大雪5日後の金沢の風景(2)兼六園の続きで、その後、本多町の方に出た。去年オープンした「国立工芸館」や「県立歴史博物館」の建物も雪に囲まれていて人の姿が見えない。

以前の「国立工芸館」のブログ https://kanazawa-burari.blogspot.com/search?q=%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%B7%A5%E8%8A%B8%E9%A4%A8




















広坂方面に坂を下りると左側には、ここにも辰巳用水が流れている。今日は水の流れが少ない。
























その隣には「石浦神社」がある。2年前に鮮やかな朱色の鳥居が101基が並んだ。縁結びのご利益があるということで、新たなパワースポットとして多くの人が訪れているという。





























石浦神社も左義長を行っており、テントの裏には願いが描かれた絵馬がたくさん架けられていた。




















拝殿前には相変わらずテントを張った出店が出ていて、お守りや破魔矢などが売られていた。
















大通りの向かいには「21世紀美術館」がある。「町に開かれた公園のような美術館」を建築コンセプトにした、外周がガラス張りの直径113mという円形の建築である。



















建物の外にある「カラー・アクティヴィティ・ハウス」の中に幼児が走り回っていて、お母さんがカメラで写そうとしているほほえまし光景である。



















館内の一服する椅子が置かれている加賀友禅をモチーフにした壁画



















その椅子に座って見える建物の上部にっているヤン・ファーブルの「雲をはかる男」の作品を久しぶりに見た。牢獄に入れられた主人公が独房で小鳥を飼い、鳥類学者となった実話に基づいている。物語の終わりに研究の自由を剝奪された主人公が「今後は何をして過ごすのか」といわれて、「雲でも測って過ごすさ」ということを題材としている。
























「ブルー・プラネット・スカイ」は。部屋の天井が四角く切り取られていて、空の雲や光の動きが見て取れる。ここで、じっと座って何も考えないで空の動きを見て、普段の生活から離れてみるのもよいだろう。



















柿木畠のコイン駐車場は、まだ半分以上が雪に埋もれていて、除雪作業に一生懸命だ。