今回は、ここのところ毎日来ている孫たちと、家ばかりいるのもつらいと思い、白山市河内町にある「吉岡園地」に「藤棚」が見ごろということで、行ってきた。(5月11日)車で約30分くらい走ったところでついた。
ここには、「オートキャンプ場」「バーベキュー場」もあり、子供たちの遊具も備えられているが、今は使えない状態である。
以前は確かここの下に降りた手取川近くにはキャンプ場があり、約30年くらい前に私の息子たちが小学生のころに来たことがあるところだ。「吉岡園地」は、そのころに比べてすっかり整備されて、きれいな景観や四季折々の花々が見れる憩いの場所になっている。
「水生植物園ゾーン」には橋というか木で造られた長い遊歩道があり、途中には一服できる「四阿」もある気持ちの良い散歩コースである。手取川の向こうには鳥越方面の低い山並みが見える。
山並みの少しへこんだところが一向一揆衆が最後まで抵抗したという「鳥越城跡」だ。その向こうには「二曲城跡」があるはずだ。
「ロックガーンゾーン」では所々に草木が植えられ、石が備えられていてきれいな園地で広々していてすっきりした気分になる。木で作られた階段で高いところにも上ることができ見晴らしがよくなる。
池の周りには、石で造られた遊び道があり、孫もポンポンと走り周り楽しそうだ。
今は長い「スティホーム」なので広い芝生でのんびりも久しぶりだ。
「オキナグサ」は、キンポウゲ科の多年草で赤紫色の花を咲かせる。漢字で翁草と書き、種から出る白くて長い綿毛が老人の髪に似ていることことからこの名がついているという。
芯が黄色く花びらがピンクや白い花が、きれいに咲いていた。
ここには「杜若」も咲いていた。そういえば、最近休園になっているので行っていない「兼六園」の曲水の「杜若」も今が見ごろだろう。
吉岡園地の「藤棚」は有名で、細長い園内の国道157線側には長い藤棚が続いていて見応えがある。
フジは近くの樹木に絡みついて成長するので、棚を作りフジのつるをはい上がらせ、たくさんの花房が垂れ下がるようにした棚である。他の花と違った独特の雰囲気がある。
長い藤棚の下でポーズ